2022年3月31日(木)深夜1:10~2:10

受賞
ニューヨークフェスティバル TV&フィルムアワード ドキュメンタリー<社会問題部門>銀賞
スポーツ番組<スポーツドキュメンタリー部門>銀賞
ワールドメディアフェスティバル ドキュメンタリー<スポーツ&アクテビティ部門>金賞
内容
「氷上の格闘技」パラアイスホッケーで北京を目指す16歳と、その母の7年間の物語

小学3年生の時、母が運転する車で大好きなアイスホッケーの練習に向かう途中、交通事故に巻き込まれた。脊髄を損傷し車いすでの生活を余儀なくされる。母も大けがをした。


そんな彼が前を向くきっかけになったのが、9歳の時に出会ったパラアイスホッケー。
日本代表選手と触れ合うことで、「パラリンピックで金メダルを取る」という夢ができた。
母・紅子さんも事故で足の骨を折り、度重なる手術が必要だったが、それでも樹さんの練習の送り迎えを欠かさなかった
「車の運転は怖いけど、やりたいというからやらせたい」。


小さいころ憧れだった日本代表の選手たちと一緒に目指す北京パラリンピックの舞台…。
出場することになれば、16歳でチーム最年少での出場だ。成長とともに、母への感謝の気持ちを素直に言わなくなった樹さん。それでも感謝の気持ちを忘れたことはない。パラリンピックのメダルを取ることで、母への感謝の気持ちを伝えようと人一倍努力している。


ナレーション

コメント
ナレーションを終えて…
ご自分がフィギュアスケートに打ち込んでいたときと重なりますか?
伊藤樹さんについて
樹さんも、予選の試合に出られなかったり、チームも最終的にパラリンピックに出場できない、という状況になっても、ずっと先の目標を見据えていました。好きと言う気持ちが折れない気持ちに繋がっているのだろうなと感じられました。
アイスホッケーは怪我も多いし、心配なことも多いと思うけど、この先も親子の絆でいろんなことを乗り越えて、4年後のミラノパラリンピック出場を果たして欲しいなと思いました。
スタッフ
- ディレクター
- :縄田丈典
- カメラマン
- :井口桂吾
- 編集
- :室山健司
- プロデューサー
- :萩原 守