2018年7月7日(土)深夜1:50~2:45

内容

滋賀県湖南市にある社会福祉法人“八起会(はちきかい)”。
ことしの春も、敷地内のさくらが次々に花開きました。
その桜を楽しみにしていたのは、インドネシアからやって来たルクマン ユスフさん(28・男性)とサラー マウレンさん(29・女性)。
2人は、去年12月から“八起会”の介護老人保健施設で働きながら、介護福祉士の国家資格取得を目指しています。2人は、日本とインドネシアの間のEPA(経済連携協定)とよばれる制度で来日しました。
2025年度には34万人の職員が不足すると言われる、日本の介護現場。人手不足に悩む介護施設にとっては、ルクマンさんやサラーさんのような、日本にやって来て、仕事をしてくれる人たちの存在は、大切になってきています。
EPAの制度(※介護福祉士候補者の場合)では、4年間の滞在期間中に試験に合格すれば日本に残って働き続けることができるため、“八起会”では勤務中にも試験勉強の時間を設けるなど、万全のサポート体制を敷いています。その背景には、ルクマンさんやサラーさん方に介護福祉士として、ずっと施設に残ってもらいたい、という思いがあります。2人も施設の職員を「優しい」「家族のよう」と表現し、職場環境に満足しているようでした。そんな彼らですが、目には見えない悩みや不安を抱えていることも事実です。
岐阜県の病院で働くインドネシア人女性・フェラ イラワティさん(36)は、10年前に看護師になるために来日しました。今でこそ、インドネシア人の後輩の指導役として活躍していますが、子育てや病気など、異国の地で生活する難しさを痛感した10年でした。
将来、労働力不足が確実視されている日本。その国で働こうと、遠い国からやってきたルクマンさんたち。番組では、彼らの日常に密着し、ありのままの姿を見つめました。

ナレーション

中島めぐみ(カンテレアナウンサー)

スタッフ

ディレクター:柴谷真理子
撮影:本中貴久
編集:浦西愛実
プロデューサー:萩原守