2016年2月13日(土)深夜1:50~2:45
パーソナリティ始めました ~インターネットラジオに託す夢~
内容
「今の自分」に満足している人はどれだけいるだろうか? この番組の主人公は、“インターネットラジオ”という新しい発信ツールで、“パーソナリティ”に挑戦する人たち。 ラジオを通じて「自分を変えたい」、「社会を変えたい」と願う彼らの姿からは、現代社会の「生き辛さ」も見えてくる———
去年6月に開局したインターネット上のラジオ「ゆめのたね放送局」。この放送局を開局し、パーソナリティを募集したのは、見た目も語り口も軽めの、大輔と尚起。しかし、実は、真面目で情熱家。数年越しの夢を実らせ、大阪・門真市のおしゃれなビルの中にラジオ局を誕生させた。
「ゆめのたね放送局」には、現在約200人のパーソナリティが所属し、週に1回、30分の自分の番組を持っている。費用は月に一万円。なんと、お金を払ってしゃべっているのだ。しゃべりに関してはほとんどが素人。これまでの人生で「生き辛さ」を感じてきた人が多いのも特徴。
「まるはだかラジオ」(木曜 午後9:30~)という番組を始めたのは“勇守(ゆうま)”。
“彼”は去年の春まで“女性”教師として高校に勤務していた。
生徒に本当の自分を伝えられない苦しさもあって教師をやめ、性同一性障害や同性愛など「LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)」に対する理解を深めるためにマイクに向かっている。
LGBTの関係者をゲストに招いて展開するトークは、あくまで軽やか。時に下ネタも交えつつ30分の番組を進行する。笑いの絶えない番組だが、想いは真剣そのものだ。
「ゆめのたね放送局」には、現在約200人のパーソナリティが所属し、週に1回、30分の自分の番組を持っている。費用は月に一万円。なんと、お金を払ってしゃべっているのだ。しゃべりに関してはほとんどが素人。これまでの人生で「生き辛さ」を感じてきた人が多いのも特徴。
「まるはだかラジオ」(木曜 午後9:30~)という番組を始めたのは“勇守(ゆうま)”。
“彼”は去年の春まで“女性”教師として高校に勤務していた。
生徒に本当の自分を伝えられない苦しさもあって教師をやめ、性同一性障害や同性愛など「LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)」に対する理解を深めるためにマイクに向かっている。
LGBTの関係者をゲストに招いて展開するトークは、あくまで軽やか。時に下ネタも交えつつ30分の番組を進行する。笑いの絶えない番組だが、想いは真剣そのものだ。
おとなしい青年“クマ”は、高校生の頃、“引きこもり”になった。今も、引きこもりの過去を引きずっている。時間を取り戻そうと焦ってはいるが、外の世界は厳しい。実態のわからない会社に就職してしまい給料が貰えなかった経験も。
番組タイトルは「ひきこのもり」(月曜 午前6:00~)。一見ふざけたようなネーミングだが、至って彼は本気。パーソナリティへの挑戦で、自分を変えようとしている。自分の生活も大変なのに「他人のきっかけを応援する」という。
放送局をつくった大輔と尚起は、クマが「出会った頃より成長した」と見守り、あたたかくサポートしている。
番組タイトルは「ひきこのもり」(月曜 午前6:00~)。一見ふざけたようなネーミングだが、至って彼は本気。パーソナリティへの挑戦で、自分を変えようとしている。自分の生活も大変なのに「他人のきっかけを応援する」という。
放送局をつくった大輔と尚起は、クマが「出会った頃より成長した」と見守り、あたたかくサポートしている。
大輔も尚起も、そして約200人のパーソナリティも、みんな本気だ。本気で変わりたいし、周りも変えてあげたい。インターネットラジオ局という新しい居場所は、彼らにどんな化学変化を起こすのか?
この番組は、新人パーソナリティが夢の花を咲かせようと奮闘する姿を描くドキュメンタリー。
ディレクター:柴谷真理子(カンテレ 報道センター)
プロデューサー:兼井孝之(カンテレ 報道センター)
この番組は、新人パーソナリティが夢の花を咲かせようと奮闘する姿を描くドキュメンタリー。
ディレクター:柴谷真理子(カンテレ 報道センター)
プロデューサー:兼井孝之(カンテレ 報道センター)