2014年3月22日(土)深夜1:35~2:30

企画意図
番組内容




30代の女性は、体を壊してから仕事が見つからず経済的に追い込まれて住居も無くなり、深夜営業の店を転々としながら暮らしていた。そんな中で、たまたま妊娠をしてしまう。しかしお金が無いので、妊婦健診を受けないまま飛び込み出産をした。
10代の未婚女性は、前に妊娠した時、若過ぎるという理由で親の反対があり中絶した。今回2度目の妊娠、妊婦健診を受けると親に知られることを恐れ、中絶できなくなるまで周りに隠していたという。
未受診妊婦たちが、望まない、あるいは望まれない妊娠・出産を孤独に迎えていたことが分かる。


親に子どもの養育が困難と判断されると、新生児は病院から乳児院へ預けられる。乳児院を取材すると、そこは家庭問題やネグレクト・虐待が原因で預けられる子が多く、中には未受診で産まれた子も含まれていた。
望まれず産まれてくる子や、親の愛情を受けられない子たちを無くすには何が必要なのか?尊い“いのち”を授かったにもかかわらず、誰にも見守られることなく、孤独の中で苦しむ女性を救うために何ができるのか?番組の問いかけは続く。
企画・制作協力 インディネットワーク