2014年3月2日(日)深夜2:20~3:15

受賞
企画意図
番組内容

本業はお医者さん。長年、京都・西陣で往診する姿から「わらじ医者」と呼ばれ、京都では有名人。NHK連続ドラマのモデルにもなった。近年は「老い」や「死」などに関する講演や著書が多い。
今回のドキュメンタリー番組は、久しぶりの長期にわたるテレビ取材だ。「90歳になり、高齢者の気持ちがわかる」からこそ、「伝えたい事がある」という。
私たち取材班に毎回、「取材の提案」と書いたレジュメを用意し、「取材のポイント」を伝えてくれる。「後世に遺すもの」、「遺してはいけないもの」、「やり残したこと」、「たどり来し道」。そのレジュメを参考に取材を進めてみた。早川さんが用意したレジュメのタイトルは「わらじ医者夫婦の死への準備」だった。


この番組は、早川夫妻と子供や孫くらい年の離れたTVスタッフが一緒に作ったドキュメンタリー。見る人の立場や年齢で、受け止め方は全然違うだろう。それぞれの立場で、「生きる」ということを考えていただければと願う。


