ギャラクシー賞6月度月間賞を受賞!「連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いた」

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杉咲花

2024.07.24(水) ギャラクシー賞6月度月間賞を受賞!「連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いた」

このドラマが、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」2024年6月度月間賞を受賞した。ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願って1963年に創設。同懇談会は「終盤の川内ミヤビ(杉咲)と三瓶友治(若葉竜也)のクローズアップが多用されたナチュラルで深みのある対話シーンは、杉咲花と若葉竜也でしか成立しなかったと思うが、そこに持って行った脚本、演出やスタッフの力量と志の高さも高く評価されるべきだろう。連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いたと言っても過言ではない」と評した。
アンメットが見せた“新しい表現の可能性”

派手な演出やBGMはなく、俳優たちの確かな演技力でみせていった本作は、回を追うごとに話題となり、多くの視聴者から支持を集めた。中でも10分以上に渡る1カット長回しで撮影された第9話のラストシーンは、SNSでは「ドキュメンタリーを見ているよう」「ナチュラルすぎてセリフかアドリブか分からない」「日本ドラマ史に残るような名シーン」といった声があがるなど大きな反響となった。最終話では、低体温症を表現するために、現場で密かにミヤビ(杉咲)の身体の一部を氷で冷やしておく手法を杉咲が発案し、共演者が触れた瞬間の演技を引き出す演出が行われた。同じく最終話で、ミヤビが眠る三瓶(若葉)を見ながら涙を浮かべて手紙を書くシーンでは、三瓶を記憶に留めようとするミヤビの感情を一切の台詞なしで表現する杉咲の演技が多くの視聴者の心を揺さぶった。他にも数多くのシーンで、全てのキャスト、スタッフが細部に至るまでリアリティーを追求。登場人物たちがまるで視聴者と同じ世界を生きているように感じさせる世界観が作り上げられていき、「連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いた」という評価に繋がった。

若葉竜也、杉咲花
最終話放送後にも続く大きな反響

「ギャラクシー賞」6月度月間賞のほかにも、Filmarksの「2024年上半期ドラマランキング」やモデルプレスの「今期最もハマっているGP帯ドラマ」でも1位を獲得。さらに、すべての放送を終え、『アンメット』の無料見逃し配信(カンテレドーガ、TVer)再生数を最終集計した結果、全話累計で2230万再生を超え、カンテレ連続ドラマ歴代1位となった。
ミヤビと三瓶が穏やかな日常を過ごす姿や、8分間のタイムリミットがある厳しい手術に挑む医師たちの奮闘などが描かれた最終話への反響は特に大きく、ネット上には「最終回1時間ずっと号泣…」「最初から最後まで涙が止まらなかった」などの声が溢れた。タイトルの意味やミヤビと三瓶の出会いと婚約のきっかけなど多くの伏線が回収された最終話を受けて、第1話から見返す視聴者も続出し、Netflixでは放送終了後9日間に渡って「国内テレビ番組ランキング」トップ10に入り続けるなど、驚異的な視聴数に繋がった。

現在、『アンメット』は、カンテレドーガ、FOD、Netflixで、全話配信中。また、8月1日からはAmazonPrimeVideo内「カンテレドーガCHANNEL」でも配信がスタート。Amazonプライム会員なら5話まで無料で見放題のキャンペーンも実施する。噂は聞いているがまだ見ていない、あるいは何度でも見返したいという方は、是非チェックしていただきたい。

若葉竜也、杉咲花
カンテレ 米田孝プロデューサーコメント

ギャラクシー賞6月度月間賞をはじめ、多くの評価をいただきありがとうございます。エンターテイメントを取り巻く環境が大きく変化する時代に、民放連続ドラマの可能性を極限まで追求しようと全てのキャスト、スタッフが心血を注いだことがこのような評価に繋がったのなら幸いです。主演の杉咲花さんは、「指折りの傑作を作りたい」と意気込み、この作品にまさに全身全霊を注いでくれました。そして、若くして偉大なこの座長が、まだ誰も見たことのない景色を私たちに見せてくれました。この思いが、多くの視聴者の方々の心に届いたとすれば、こんなに嬉しいことはありません。