さくらノート

カンテレ 8K/HDRショートフィルム
さくらノート
淡路花博20周年 淡路島フィルムオフィス15周年 記念作品


【出演】
柿原りんか

【音楽】
ikire
(Special Thanks 岩井俊二)
【内容】
何にもないのは、私でした。
ある島に、東京から中学生の美島咲が転校してきた。
その小さな島は、咲の母が生まれ育った場所。
転校初日、咲は教壇に立ち言い放つ。

「私は、この島が大嫌いです!」
島の小学生はたったの11人。
中学生は咲を入れても4人だけ。
カフェも、コンビニも、信号も、警察もない。
美容院や映画館もないので、船で隣の大きな島に渡るしかない。

東京とは真逆の何にもない生活に嫌悪感を示す咲だが、
ふと訪れた学校の図書室で一冊のノートを見つける。
「さくら」と書かれた不思議なノートに導かれ、少しずつ島を知る咲。
都会では気づけなかった何かが、咲の心に芽生える。

そして—
本作は、「つくるということ」(ニューヨークフェスティバル 金賞)、
「Three Trees」(アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード 最優秀賞)に続く、
カンテレ超高精細映像制作チーム「UHD-works」による8K制作第三弾で、同局初の8Kドラマとなる。
淡路花博20周年、淡路島フィルムオフィス15周年の記念作品として、島を舞台に制作された。
主演は柿原りんか。
東京から島へ転校してくる主人公・美島咲の変わりゆく心を、深く繊細に演じている。
重要な役割を果たすモノローグなど、その豊かな表現力で作品に特別な世界観を与えている。
音楽は岩井俊二、Chima、市川和則によるユニットikire。
「つくるということ」以来のUHD-works作品参加となった。
物語に寄り添う上質な音色が、水面のように揺らぐ咲の想いをそっと包んでいる。

驚異の8K/HDR映像が描いたのは、美しい島の風景と、そこで暮らす人々の想い。
ひとりの少女と小さなノートが出会う、奇跡の物語。
【スタッフ】
監督・脚本・プロデューサー・編集・カラーグレーディング 矢野数馬
撮影 樋口耕平
技術プロデューサー 横山和明
照明 中村貴志
映像技術 帆足聡一郎
録音・MA 井田憲吾
スタイリスト TOCO
ヘアメイク 田渕早紀
撮影助手 辻野翔太 小山将平
録音助手 大林俊夫
監督助手 奥野真也
音響効果 中嶋泰成 太田達也
国際・英語字幕 端崎優子
ポスター・スチール 矢野数馬
ロケーションコーディネート 津守会美

協力
沼島中学校の皆様 沼島小学校の皆様 沼島の皆様 淡路島の皆様
メディアプルポ 本州四国連絡高速道路
洲本市 南あわじ市 淡路市
淡路花博20周年記念事業実行委員会 淡路島くにうみ協会

特別協力 淡路島フィルムオフィス

制作著作 カンテレ