「生きる教育」に取り組んで ~子どもの心をはぐくむ~

「生きる教育」に取り組んで ~子どもの心をはぐくむ~

今年で10回目を迎える「大阪市里親会シンポジウム」。関西テレビは2015年からこのシンポジウムに協力してきました。今回は教育の現場から、子どもたちに対する教育の重要性をテーマに、学校や施設の関係者そして里親や地域の人など、およそ80人が参加しました。

最初に、大阪市立田島南小学校の小野太恵子先生が10年にわたり取り組んできた、子どもたちの心を育て、命や体の大切さを伝えるプログラム「生きる教育」についてその成果と現状を報告しました。
次に、児童養護施設・田島堂園施設長代理の前田陽介さんが、「生きる教育」によって、施設から小学校に通う子どもたちにどのような変化があったかを説明しました。
後半には、現在6人の里子を育てる養育母親も加わってシンポジウムが行われ、親と一緒に暮らせない子どもたちの心を育むため、学校と施設と地域が一体になった「チーム養育」の必要性などについて話し合われました。