大東駿介が日本一長いと言われる商店街でふれあい「月3日しか開かないトビラ」を開けるとエメラルドグリーンに輝く光景【大東駿介のそのトビラオープン!関西テレビ「newsランナー」】 2024年09月05日
街中にある気になる「トビラ」を開けながらブラブラ。大阪府堺市出身の俳優・大東駿介が関西各地を訪れ“気になるトビラ”の先に迫る、『大東駿介のそのトビラオープン!』。
【大東駿介さん】「大東駿介です。このコーナーでは街中をブラブラしながら、気になるトビラをどんどん探して開けていきたい。きょうは関西テレビがある大阪市北区『天満』から行ってみましょう」
まず向かったのは天神橋筋商店街。1丁目から7丁目まで全長およそ2.6キロ。かつては大阪天満宮への参道として店が集まり、今もそのにぎわいは絶えません。天神橋筋商店街を歩きながら、大阪天満宮を目指します。
【ナビゲーターちなみさん】「駿介さん、私、ナビゲーターのちなみです。ちなみに、この商店街には創業から100年を超えるお店もまだまだ残ってるんですよ」
【大東駿介さん】「100年超え。それはすごいね」
■大東さんが最初に開けたトビラは「おもちゃが入ったカプセル」
商店街を南に進んでいくと、大東さん、カプセルトイのお店が気になったようです。
【大東駿介さん】「(遊んでいた女の子に)こんにちは、何取ったん?狙ってたやつ取れた?」
【大東駿介さん】「(女の子の前のカプセルトイの機械を覗いて)これもうあと1個やで。ちょっと待って。きょう初めてこの番組(の収録を)やってんねん。最初に出会った『ゆいねちゃん』。ゆいねちゃんに、僕1回分プレゼントするわ。最後の1個やからな。(小銭を渡して)ちょっと入れて。どう?」
【ゆいねちゃん】「(出てきたカプセルを見て)なんや?なんや?」
【大東駿介さん】「(女の子の代わりにカプセルを開けて)これ最初のトビラや。トビラ開けるコーナーやねん。さあトビラオープン!出るか、なんや?」
中身を見たゆいねちゃんは大笑い。どうやらさっきと同じものが出たいみたいです。
【大東駿介さん】「そううまくいかんな。楽しかったわ。あの子かわいかったなあ。むっちゃいい顔してた」
■大阪きってのパワースポット「大阪天満宮」
立ち飲み屋さんのトビラの向こうには昔の橋の石柱が置かれていたり、創業250年以上の刃物屋さんのトビラを開けると包丁を研ぐ部屋があったり、商店街には気になるトビラがいっぱいありました。
さて、商店街を抜けて向かったのは、学問の神様・菅原道真をまつり、「天満の天神さん」として1000年に渡り親しまれる『大阪天満宮』。開運・学業成就などさまざまなご利益があると言われる、大阪きってのパワースポットです。
【大東駿介さん】「大阪天満宮。昔よく来たな」
【ナビゲーターちなみさん】「きょうは何をお願いしたんですか」
【大東駿介さん】「ご報告です。『newsランナー』でなぜかトビラを探していますと」
■ここを通れば出生するという「登龍門」 大東さんトビラを開けることはできるのか…
大東さんの目の前に気になるトビラ、「登龍門」が現れました。
【ナビゲーターちなみさん】「ここを通り抜ければ、出世すると言われれている門です」
【大東駿介さん】「いいトビラじゃないか。これはさすがに入れないでしょ」
社務所を訪ね、ダメ元で聞いてみることにしました。
【大東駿介さん】「『登龍門』ってよく聞きますけど、なんぞやというのを教えてもらえますか」
【大阪天満宮 権禰宜(ごんねぎ) 南井広也さん】「こちらは通り抜けられるようになっていまして、受験シーズンこちらを開け放ちまして、『難関を通り抜ける』ということで、お正月から3月あたりまで日にち限定で、その時でしか開けることが叶いません」
受験生や、ここぞという勝負がある人が、ご利益を得るために、この登竜門から本殿を通り抜けます。このトビラが開かれるのは1年間で10日間だけなんです。
【南井広也さん】「『通り抜け神事』の時しか開け放っておりません。(いまは?)ちょっと、ご無理でございます」
【大東駿介さん】「ご無理かあ。丁寧に言われた」
■「月に3日しか開かないトビラ」を特別に開けてもらえることに
落ち込んでいる大東さんをみかねて、南井さんから提案が…
【南井広也さん】「『月に3日しか開けないトビラ』がありまして、そちらの方を特別に開けさせていただこうと思います」
月に3日しか開かないトビラがあるということです。
【大東駿介さん】「これは何ですか」
【南井広也さん】「こちらは御神水舎(ごしんすいしゃ)と申します」
お参りする前に、口や手を清めるための手水舎(ちょうずや)。その特別なものなのだとか。
【大東駿介さん】「月に3日しか開かないトビラを開けてくれるんですか」
【南井広也さん】「そうです。(本来は)1日、10日、25日しか開けません」
【大東駿介さん】「開けていいんですか。失礼します。トビラオープン。うわ、キレイ。すごいですね」
大阪天満宮で月に3日しか開かないというトビラをオープンすると、現れたのはガラスでできた手水舎。エメラルドグリーンに輝くほこらの中で、流れ落ちるご神水。差し込む光も手伝って、何とも神秘的です。
【大東駿介さん】「すごいデザインですね。きれいやわ、ガラス積み重ねて」
【南井広也さん】「天満はガラス業発祥の地と言いまして」
日本で最初にガラス業が発展したと言われる天満界隈。今でも「天満切子」は、全国に名高い工芸品です。そんなガラスとの深いゆかりもあり、この手水舎が造られたのです。
流れる水も、この手水舎のために汲み上げている特別なもの。もともと大阪天満宮の境内には、大阪でも指折りの水質の良い地下水が湧き出ていたのだとか。
【大東駿介さん】「ここに水が沸いてたんや」
【南井広也さん】「昔、大名さんの屋敷からここまで汲みに来て、持ち帰って料理やお茶にお使いになったと聞いております」
大阪天満宮のガラスの手水舎。このトビラが開くのは毎月1日、10日、25日の3日間だけ。お水はその場でなら飲むことができます。また持ち帰り用には、ボトリングされた「天満天神の水」が、1本200円で販売されています。
【大東駿介さん】「面白いですね。トビラから関西を知っていくのもありますね。次回はどこへ行くのか、お宅のトイレのドアを開けたら、僕が立っているかもしれないですよ」
(関西テレビ「newsランナー 大東駿介のそのトビラオープン!」 2024年8月29日曜日木曜日放送)