- TOP
- 学生向けクレジットカード
- 学生向けのおすすめクレジットカードを徹底比較!選び方や審査基準なども分かりやすく解説
クレジットカードは支払いが便利になるだけでなく、ポイントや優待サービスなど様々な場面でお得になるものが多くあります。
カード会社によっては、学生限定のクレジットカードや申し込み条件が18歳以上のものもあります。
種類が数多くあるため、これからクレジットカードを持ってみたいけれど、「どれがおすすめなのか分からない」という学生の方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、学生におすすめのクレジットカードの選び方や審査の流れなど、初めてクレジットカードを持つ方の不安を解消する情報をご紹介します。
学生におすすめのクレジットカードを徹底比較

まずは、学生向けとして発行されているクレジットカードの中でもおすすめの3枚をご紹介します。
1.三井住友カード デビュープラス
- 国際ブランド:Visa
- 年会費:初年度は無料、2年目〜1,375円(税込)※年1回利用で無料
- 還元率:1.0%〜10.5%
三井住友カード デビュープラスは、18〜25歳の学生限定(高校生は除く)のクレジットカードです。
年会費は初年度無料、2年以降も1年に1回でも支払いに利用していれば無料になります。
さらに、ポイント還元率は常時1.0%と非常にスペックの高いおすすめクレジットカードです。
それに加え、入会から3ヵ月はセブンイレブン、ファミリーマートなどのコンビニ、マクドナルドでの支払いに使うとポイント還元率が3.0%になります。
また、年間100万円のお買い物安心保険も付帯されており、年会費無料かつ通常ポイント還元率が1.0%のクレジットカードは珍しく、初めて持つクレジットカードとしては非常におすすめです。
さらに、満26歳以降になると上位カードの三井住友カード プライムゴールドに切り替わり、もっと豊富な特典を受けることができます。
学生向けクレジットカードでもお得に買い物をしたい、将来的にゴールドカードを持ってみたいとお考えの方は、三井住友カード デビュープラスがおすすめです。

三井住友カードの審査は厳しい?審査時間や審査落ちしないためのコツを徹底解説

2.JCB カード W

- 国際ブランド:JCB
- 年会費:無料
- 還元率:0.2%〜1.1%
JCB カード Wは、高いポイント還元率と学生に嬉しい優待サービスも付帯された学生におすすめのクレジットカードです。
申し込みは18歳〜39歳限定で、年会費は永年無料です。
JCB カード Wのおすすめポイントは、他のJCBのクレジットカードの2倍のOki Dokiポイントが貯まるという点です。
つまり、通常時のポイント還元率は国内・海外どこで使っても常にポイント2倍と高く、非常にお得です。
さらに、Amazon、スターバックス、セブンイレブンを始めとするJCBのパートナー店ではポイントが最大11倍になるのも、学生におすすめするポイントのひとつです。
さらに、24時間体制でカスタマーサービスが対応してくれる上に、最高2,000万円の海外旅行保険も付帯されているので、いつでもどこでも安心です。
これらの特典が付帯されていながら年会費は無料なので、学生には非常におすすめのクレジットカードとなっています。

JCBカード Wのメリット・デメリット徹底解説!審査条件や評判、発行方法も紹介

3.楽天カード

- 国際ブランド:Visa、Master、JCB、AMEX
- 年会費:無料
- 還元率:1.0%〜3.5%
楽天カードは、高校生を除く満18歳以上であることが申し込みの条件なので、学生でも申し込めるクレジットカードです。
通常のポイント還元率が1.0%と高い還元率かつ、楽天市場での支払いに使うと還元率は3.5%にもなるので、楽天市場でよく買い物をする方にはとてもおすすめのクレジットカードです。
年会費が永年無料なのに高いポイント還元率と最高2,000万円の海外旅行保険や海外緊急サービスなどの補償も充実しており、学生以上の方にもおすすめです。
また、「楽天カード アカデミー」という学生限定(18歳~28歳・高校生不可)のカードも用意されています。利用限度額が30万円と低く設定されているため、「初めてクレジットカードを持つけれど、使いすぎるのが怖い」という方におすすめです。
さらに、楽天市場での送料無料クーポンプレゼント、楽天市場、楽天ブックスでのポイント還元率アップなど、お得な「楽天学割メンバー特典」が充実しています。
卒業後は楽天カードに自動切り替え可能なので、在学中の学生には楽天カード アカデミーがおすすめです。

楽天カードのメリット・デメリットを徹底解説。即日発行はできない?特徴から審査のコツまで紹介

学生向けおすすめクレジットカードの選び方

先ほどご紹介した3枚以外にも、学生向けのクレジットカードは数多くあります。
ここでは、先程ご紹介した3枚も含めて、自分に合ったクレジットカードを選ぶポイント、そしてポイント別におすすめのクレジットカードをご紹介していきます。
ポイント還元率が高いクレジットカードを選びたい人におすすめなのは?
三井住友カード デビュープラスは、名前の通り初めてクレジットカードを持つ方におすすめです。
常時1.0%と高いポイント還元率でありながら、コンビニやマクドナルドでのポイント還元率がさらにアップする学生に嬉しい特典が用意されています。
ポイント還元率という点で選ぶなら三井住友カード デビュープラスが圧倒的におすすめです。
ただ、海外旅行保険が付帯されていないので旅行によく行く方は他のカードの方がおすすめかもしれません。
Amazonでのポイント還元率が高いクレジットカードを選びたい人におすすめなのは?
JCB カード WはAmazonでのポイント還元率が通常の3倍になるクレジットカードです。
また、JCBのパートナー店で利用すると、ポイント還元率が最大11倍にアップします。メルカリでもポイント還元率が2倍になるので、よく利用する方には非常にお得なクレジットカードです。
それ以外にも、スターバックスやセブンイレブンでのポイント還元率もアップします。
Amazonでのポイント還元率が高いだけでなくトラブルのサポートも充実しており、総合力も高い非常におすすめのクレジットカードです。
海外旅行保険が充実しているクレジットカードを選びたい人におすすめなのは?
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは、学生向けのクレジットカードの中でも海外旅行保険が充実しており、旅行好きの方にはおすすめのクレジットカードです。
以下の海外旅行保険は自動で付帯されるので、安心です。
補償について
- 傷害死亡・後遺障害:最高3,000万円(家族会員は1,000万円)
- 傷害治療費用:限度額300万円
- 疾病治療費用:限度額300万円
- 賠償責任:限度額3,000万円
- 救助者費用:限度額200万円
- 携行品損害:限度額30万円(1つあたり10万円で自己負担額3,000円)
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは、上位カードであるセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと同等の補償が用意されており、いかにこのカードの海外旅行保険が優れているかがわかります。
25歳以下なら年会費無料かつ、海外での利用はポイント還元率が2倍で海外旅行保険が充実しており、グローバルに活動したい学生にはおすすめのクレジットカードです。

初心者向けおすすめクレジットカード8選|初心者でも失敗しない選び方

学生向けクレジットカードの審査基準

クレジットカードを初めて申し込む学生にとって、審査の基準は気になるところです。
ここからは、未成年、成人済みの場合に分けて学生向けクレジットカード審査の基準を解説していきます。
未成年の学生の場合
学生向けクレジットカードは未成年でも申し込むことが可能ですが、未成年の場合は親権者からの同意が必要です。
通常、未成年の学生がクレジットカードに申し込むと、カード会社から親権者に確認の電話があります。
親権者の同意が確認できなければ、クレジットカードを作ることはできません。
未成年の学生でクレジットカードを持ちたいとお考えの方は、まず親権者に相談してから申し込むようにしましょう。
成人済みの学生の場合
成人している学生の場合は、親権者の同意の必要はなくスムーズに手続きを進めることができるでしょう。
まれに親権者の同意が必要になることもありますが、もし同意が確認できない場合はクレジットカードは作れても利用限度額が低めに設定される可能性があります。

生活費の支払いはクレジットカードがおすすめ?得するクレジットカードの選び方を解説

学生がクレジットカード審査に落ちるときのよくある原因

学生向けに発行されているクレジットカードは、たいていの場合審査に落ちることはありませんが、時折心当たりがないのに落ちてしまうケースがあります。
そんなときは、これから紹介する2つのよくある原因に当てはまっていないか確認しましょう。
短期間に複数のクレジットカードを申し込んでいる
まず考えられるのが、短期間に何枚ものクレジットカードを申し込んでいるケースです。
早くクレジットカードを作りたいからといって一度に複数のクレジットカードを申し込んでしまうのは、信用情報の観点からあまりおすすめできません。
クレジットカードを申し込んだ記録は信用情報機関に6ヵ月間保存されるので、もし複数のクレジットカードを申し込んだことが原因だと考えられるなら、審査結果から6ヵ月あけて再度申し込むようにしましょう。
スマホの月額料金の支払いを滞納している
次に考えられるのが、月々のスマホ料金を滞納しているケースです。
中でも、スマホの端末料金を分割払いに設定した上で滞納してしまうと、信用情報機関に記録されてしまいます。
必ずしも「スマホの料金を滞納している=クレジットカードの審査に落ちる」というわけではありませんが、カード会社によっては審査の判断材料にすることもあります。
信用情報とは
信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。そして、この信用情報は、クレジット会社が顧客の「信用」を判断するための参考資料として利用されます。そのため、信用情報には人種や思想、保健医療、犯罪歴などの項目は、一切含まれません。(引用元:CIC「信用情報とは」)
学生向けクレジットカードについてのQ&A

最後に、学生向けクレジットカードについてのよくある質問にお答えしていきます。
初めてクレジットカードを作るのはわからないことが多いと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
学生向けクレジットカードとは?
学生向けクレジットカードとは、その名の通り学生のために発行しているクレジットカードです。
申し込み可能な条件が学生に限られており、学生を卒業するタイミングで通常のクレジットカードに移行できるものも多くあります。
中学生・高校生でもクレジットカードを持てる?
学生向けクレジットカードは主に18歳以上の学生を対象にしたものがほとんどで、中高生はクレジットカードを作ることはできません。
ただし例外としてイオンカードは卒業年の1月1日〜3月31日の間であれば、現役高校生でも申し込むことができます。
それ以外に、留学する高校生もクレジットカードを申し込むことができます。
学生向けクレジットカードの限度額は?
学生向けクレジットカードの多くは、利用限度額10万円程度です。
学生は支払い能力が低いため、一般のクレジットカードと比べて低く設定されています。
ところが、海外旅行をするときなどは一時的に増額することができますので、増額したいときはカード会社に連絡してみましょう。
年収が0円でもクレジットカードを申し込める?
学生であれば、基本的に年収を0円と記載しても申し込みは可能です。
一人暮らしの場合は、世帯年収の欄は0円と記入しても構いません。
クレジットカードの申し込みで学生証は使える?
クレジットカードを申し込むときの本人確認書類として学生証を使うことはできません。
理由としては、学生証には現住所が記載されていないからです。
本人確認書類として使えるのは、主に
- 運転免許証、経歴証明書
- パスポート
- 健康保険証
- 住民票または印鑑登録証明書
- 個人番号(マイナンバー)カード
以上の5つです。
まとめ

今回は数多くの学生向けクレジットカードの中でも、特におすすめな3つのクレジットカードをご紹介しました。
在学期間が終わるとゴールドカードや一般カードに自動で移行できるカードもありますので、将来的にどんなクレジットカードを持ちたいのかも考えて選ぶことが大切です。
今回解説した学生向けクレジットカードの特徴、審査の流れについてもしっかりと理解した上で、自分に合ったクレジットカードを選びましょう。
クレジットカード関連のおすすめ記事

クレジットカード研究歴10年。クレジットカードを使いこなすクレカマイスターASOです。クレジットカード発行歴20枚以上、現在5枚保有。ポイント高還元率・その他特典やキャンペーンのお得さを求めて、様々なクレジットカードについて日々研究中。もっと早く知りたかったクレジットカードのお得なおすすめ情報を発信していきます。