2024年度 関西写真記者協会賞
関西テレビ作品が、ニュース、スポーツ、企画部門で「銀賞」

2024年11月29日(金)

近畿・北陸・中四国のマスコミ各社が加盟する関西写真記者協会が、優れた報道写真・映像を表彰する2024年度関西写真記者協会賞の各賞が11月29日に発表され、当社の作品がテレビ・ニュース映画の部の3部門で銀賞を受賞しました。テレビ・ニュース映画の部には計42本の応募がありました。

【テレビ・ニュース映画の部:ニュース部門 銀賞】『夏の風物詩 ツバメのねぐら入り』

【テレビ・ニュース映画の部:ニュース部門 銀賞】『夏の風物詩 ツバメのねぐら入り』
放送・番組
2024年8月20日 「newsランナー」
撮影
松本比呂之(ウエストワン)
内容
古都・奈良の夏の風物詩「ツバメのねぐら入り」は、夕暮れどきの限られた時間にだけ、見ることができる。多くのツバメがねぐらに入っていく幻想的な光景とそれに酔いしれる人達を映像に収めた。
報道情報局報道映像部・松本比呂之(所属:ウエストワン)のコメント
【テレビ・ニュース映画の部:ニュース部門 銀賞】『夏の風物詩 ツバメのねぐら入り』
奈良支局の近くの商店街。春にはツバメのヒナたちの「腹が減ったー!なんかよこせー!」の大合唱で賑やかに。夏はそのヒナも巣立ち、子育てを終えた親も姿を消してしまいます。
どこに行ったんだろうなぁ…なんて考えながら手にとったチラシに見える「平城宮跡・ツバメのねぐらいり」の写真と文字。これは撮りに行くしかないなとカメラと三脚を担いで向かいました。夕暮れ時のわずかな時間に現れる6万羽のツバメ。
「わぁ!来た!」見あげた人は自分の代弁者。
「撮ってやろう!」なんて思わず、自分が見た風景を素直な気持ちで切り取りました。
「あのツバメはあの商店街の…」なんて思いながら。

【テレビ・ニュース映画の部:スポーツ部門 銀賞】 『~走ることは生きること~』

【テレビ・ニュース映画の部:スポーツ部門 銀賞】 『~走ることは生きること~』
放送
2024年5月6日 「newsランナー」
撮影
小松和平(報道映像部)
内容
滋賀県出身の全盲のマラソンランナー近藤寛子さんは、走らなければ視力を残すことができたが「走ること」を選んだ。2016年リオパラリンピックで5位に入賞し、その後、57歳(取材時)をこえてもブラインドマラソンに挑戦し続けている。彼女が伴走者に依頼したのは福士加代子さん。二人が刺激しあいながらパリパラリンピックに挑戦する姿を追った。
報道情報局報道映像部・小松和平のコメント
【テレビ・ニュース映画の部:スポーツ部門 銀賞】 『~走ることは生きること~』
近藤さんは苦難を乗り越えてきた強さを芯に持つアスリートです。そして明るく楽しい人です。さらに福士加代子さんが伴走者として一緒に走るという。とても贅沢な組み合わせの二人を撮影させてもらえたのは幸運でした。近藤さんの思いと福士さんとの絆が伝わったからこそいただけた賞だと思います。これを機会に、多くの方に近藤さんを知って、見てもらえたら嬉しく思います。

【テレビ・ニュース映画の部:撮影部門 銀賞】『淡路島で青く輝く』

【テレビ・ニュース映画の部:撮影部門 銀賞】『淡路島で青く輝く』
放送日
2024年9月11日 「newsランナー」
撮影
本中貴久(報道映像部)
内容
海ホタルは、刺激を受けると「青く輝く」小さな生き物。淡路島の尾崎海水浴場で行われた「海ホタルショー」では、海ホタルの生態の解説を聞きながら、実際に触ることができる。神秘的な光で演出されるショーの美しさと楽しさを映像美で伝える。
報道情報局報道映像部・本中貴久のコメント
【テレビ・ニュース映画の部:撮影部門 銀賞】『淡路島で青く輝く』
私自身、初めて見る海ホタル。本当にこんなに青く輝くのかと半信半疑でしたが、徐々に姿を現す幻想的な光に、すぐに心を奪われました。と同時に、果たしてこれを上手く撮影できるのか…とも。
明るさの違うレンズを何度も変え、カメラの設定に四苦八苦しながら、なんとか海ホタルの姿をカメラに収めることができました。みなさんも、青く美しい海ホタルの輝きをぜひご覧ください。
関西写真記者協会
近畿・北陸・中四国などのマスコミ各社(69 社、会員1,025名=2024年11月現在)が加盟。協会賞は、幹事と部長による審査により決定される。
今回の受賞作品は、「2024 年度(第 67 回)新聞・通信・テレビ・ニュース映画 報道展」で展示、上映される。
▼京都(イオンモール KYOTO Sakura館1 階):2024年12 月4 日(水)~10 日(火)
▼神戸(さんちかホール):2024年12月19日(木)~29日(日)
▼大阪(富士フイルムフォトサロン大阪):2025 年 1 月 10 日(金)~16 日(木)