2024年1月 社長会見概要

2024年1月25日(木)

当社は「新年社長会見」を1月25日(木)14時から開催いたしました。概要は以下の通りです。

はじめに

元日夕刻に起きました能登半島地震で亡くなられた方々、そして被災された方々に、お悔やみとお見舞いを申し上げます。私たちは被災地の皆様に少しでも必要な情報をお届けできるよう、系列全体で取材活動に取り組んでおります。
私たちのエリアは、29年前の1月17日に阪神淡路大震災に見舞われ、近い将来、南海トラフ巨大地震が起きるとも言われています。災害が起きた際に命を守るための情報発信はもちろん、日頃からの災害に備える呼びかけなど、報道機関の責務を果たすべく、取り組んでまいります。

経営状況

今年度はコンテンツ制作費を増額し、視聴率の改善、コンテンツ展開による収益の拡大を目指して臨みましたが、上期は厳しい結果となりました。下期は出来る限りの積み上げを図り、業績の改善につなげたいと考えています。

番組関連

「旬感LIVEとれたてっ!」は、系列各局との連携で、既存のローカル番組に留まらない内容に進化し、引き続き番組の内容強化に取り組み、認知度を高めたいと思います。
また、ニュース発信の場を広げるべく、インターネットに記事・動画コンテンツを配信する取り組みを強化しています。
スポーツでは、昨年当社が中継した日本シリーズ第7戦の視聴率(個人全体)が、関西地区での日本シリーズ中継歴代1位の記録となりました(2001年以降・ビデオリサーチ調べ)。2月24日にはオープン戦のヤクルト×阪神を中継いたします。
「第43回大阪国際女子マラソン」は1月28日に開催。改修が終わったヤンマースタジアム長居を発着し、コースも一部変更いたしました。2月18日には「第4回全国招待大学対校男女混合駅伝」を開催します。
月曜22時ドラマは「春になったら」、火ドラ★イレブンでは、「リビングの松永さん」が始まりました。単発では、この春に「GTOリバイバル」を放送。反町隆史さん演じる伝説の教師・鬼塚英吉が26年の時を経て復活します。バラエティでは、「R-1グランプリ」が、今年は出場者の芸歴制限を撤廃、決勝の模様をこの春、全国ネットで放送します。

コンテンツビジネス

動画配信サービスDMM TVとタッグを組んだ「極限夫婦」の放送が、今月18日の深夜からスタートしました。海外展開では、2020年3月に放送した単発ドラマ「あと3回、君に会える」の映画化リメイク権を、中国に販売。また当社が1970~80年代に制作・放送した、視聴者参加型のバラエティ番組「パンチDEデート」のベトナム版が、放送開始10周年を迎え、ベトナムで広く愛される国民的人気番組に成長しています。
出資映画では、1月12日公開の「ある閉ざされた雪の山荘で」が幸先よいスタート。2月23日には、新感覚のサスペンス・スリラー「マッチング」を公開します。5月3日には日本と台湾の合作映画「青春18×2 君へと続く道」を、5月10日には「鬼平犯科帳 血闘」を公開します。

事業催事

2月10日から、大阪・中之島美術館で『モネ 連作の情景』を開催、3月30日から梅田芸術劇場メインホールにて、『ミュージカル ボディガード』を上演いたします。

新規事業

サンケイビルと特定目的会社を設立して取り組んでいるデータセンターは、来年9月に竣工、2026年1月に「オプテージ曽根崎データセンター」として営業開始予定です。
また「XR(クロスリアリティ)体験プロデュース」として、VR技術を用いたアトラクションやシアターの展開などを行っています。イベントそのものだけではなく、技術やコンテンツ制作のノウハウを外部に提供することによる収益化も目指しています。

まとめ

テレビを取り巻く環境の変化は著しく、従来のビジネスモデルは転換期にあると感じています。コンテンツメーカーとして生き残るために、コンテンツの創出と人材への投資を行う一方、会社が成長を続けるための新規事業の開発も喫緊の課題です。
新型コロナウイルスの流行をはじめ、国際情勢も不安定な状態が続いています。元日には能登地方が大きな地震に見舞われ、多くの方が被災されました。現代は大量の情報が流通していますが、中には真偽不明のもの、精巧につくられた「フェイク映像」も含まれています。不安に苛まれている人々にとって、偽の情報は生活や生命を脅かすことにもつながりかねません。正確で有益な情報を届け続けるというテレビの責任をあらためて感じています。
本年もより多くの方に愛され、信頼され、選んでいただけるメディアとして成長するためのチャレンジを続けて参ります。