カンテレ制作3番組が
「ニューヨークフェスティバル TV&フィルムアワード」で受賞

2022年4月27日(水)

テレビ番組をはじめ、あらゆる映像作品を審査・表彰する「ニューヨークフェスティバル」の「TV&フィルムアワード」において、当社が制作した8K/HDR作品「さくらノート」、「安藤忠雄 次世代へ告ぐ」、「ザ・ドキュメント ファミリー~二人のママがいる~」が、下記各部門で受賞しました。
ニューヨークフェスティバルは1957年に創設され、「TV&フィルムアワード」の他、「アドバタイジングアワード」「ラジオアワード」「ミダスアワード」「グローバルアワード」「エイムアワード」のカテゴリーで、優れた作品の表彰を行っています。今年の「TV&フィルムアワード」には、世界42か国から多数の作品のエントリーがありました。
各番組の受賞内容、および概要は以下の通りです。また「ファイナリスト」は、各部門の金賞、銀賞、銅賞に準ずる作品として表彰されるものです。

「さくらノート」(Sakura Note)

フィルム
<ショートフィルム部門>ファイナリスト
フィルム制作
<撮影部門>金賞
<技術チーム部門>銅賞
<編集部門>ファイナリスト
出演
柿原りんか
スタッフ
<監督・脚本・プロデューサー・編集・カラーグレーディング>矢野数馬
<撮影>樋口耕平 <技術プロデューサー> 横山和明
<照明> 中村貴志 <映像技術> 帆足聡一郎
<録音・MA> 井田憲吾
<音響効果> 中嶋泰成・太田達也(シャガデリック)
<英語版製作> 端崎優子
特別協力
淡路島フィルムオフィス
さくらノート
ある島に、東京から中学生の美島咲が転校してきた。島の小学生はたったの11人。中学生は咲を入れても4人だけ。カフェも、コンビニも、信号も、警察もない。東京とは真逆の何にもない生活に嫌悪感を示す咲だが、ふと訪れた学校の図書室で一冊のノートを見つける。「さくら」と書かれた不思議なノートに導かれ、少しずつ島を知る咲。都会では気づけなかった何かが、咲の心に芽生える。そしてー

「安藤忠雄 次世代へ告ぐ」 (Tadao Ando Words For The Next Generation)

番組制作
<演出部門>銅賞
<撮影部門>銅賞
ドキュメンタリー
<芸術部門>銅賞
<伝記部門>ファイナリスト
放送
2020年10月3日(土)16時00分~17時15分(BSフジ・BSフジ4K)
2021年3月10日(水)25時55分~27時10分 (関西ローカル)※ダウンコンバートによる放送
出演
安藤忠雄
音楽
haruka nakamura
スタッフ
<プロデューサー>萩原守 <ディレクター>柴谷真理子 <撮影>樋口耕平
<編集・グレーディング>矢野数馬 <英語版製作>端崎優子
「安藤忠雄 次世代へ告ぐ」
世界的建築家・安藤忠雄の「次世代への想い」に密着、4K映像で制作したドキュメンタリー番組。 “世界のANDO”と呼ばれるようになった安藤は、幼稚園、小中学校など、多くの“子どものための施設”を作っている。根底には、日本の子どもたちの未来に対する憂慮がある。番組は、安藤がこれまで手掛けてきた「次世代のための」建築を4Kカメラで撮影。建築に込めた安藤の想いと、自身がどのように「知的体力」を蓄えてきたのか、その歩みを伝える。

「ザ・ドキュメント ファミリー ~二人のママがいる~」
(Family-I Have Two Moms)

ドキュメンタリー
<社会問題部門> ファイナリスト
放送
2018年11月24日(土)26時15分~27時40分(関西ローカル)
2021年9月18日(土)10:10~/16:10~/22:10~ 9月19日(日)04:10~
(NHK WORLD-JAPAN)(※)
(※)NHK WORLD-JAPAN(NHKが行う国際放送)において、日本の民間放送局が制作した優れた番組を紹介する「Broadcaster’s Eye」で、50分版(英語版)に再編集したものを放送。
スタッフ
<プロデューサー> 萩原守 < ディレクター> 宮田輝美 <撮影> 粟村文彦
<編集> 樋口真喜(ウエストワン)<英語版製作> 端崎優子
ザ・ドキュメント ファミリー ~二人のママがいる~
樋口家は特別養子縁組で2人の乳児を迎えた。真実告知され、2人のママがいることを理解しはじめ、人とは違うことに戸惑う兄のいっちゃんと、障害を持つ妹のみぃちゃん。血のつながらない家族がなんでもない日々を重ね、本当の家族になっていく様を見つめ、“家族”とは何かを考えていく。