カンテレ「新クロマキー技術『ニジクロ』の開発」が日本映画テレビ技術大賞(経済産業大臣賞)を受賞
2021年11月10日(水)
一般社団法人日本映画テレビ技術協会が選定する、第24回 (2020年度)日本映画テレビ技術大賞(経済産業大臣賞)を、関西テレビの「新クロマキー技術『ニジクロ』の開発」が受賞いたしました。本賞は、同協会が主催し選定を行った「技術開発賞」「映像技術賞」受賞案件の中から選ばれるもので、「ニジクロの開発」は第74回(2020年度)「技術開発賞」を受賞しております。
また「ニジクロの開発」は、これまでに「2020年 日本民間放送連盟賞( 技術部門 最優秀賞)」「2019年度 公益社団法人 日本照明家協会賞(テレビ部門 技術賞)」「第47回放送文化基金賞(個人・グループ部門 放送技術)」を受賞しています。
また「ニジクロの開発」は、これまでに「2020年 日本民間放送連盟賞( 技術部門 最優秀賞)」「2019年度 公益社団法人 日本照明家協会賞(テレビ部門 技術賞)」「第47回放送文化基金賞(個人・グループ部門 放送技術)」を受賞しています。
受賞者
金子宗央(カンテレ)大西祐輔(カンテレ)
ニジクロ
無色透明なフィルタタイプの新しいクロマキー技術。背景幕として偏光フィルタを使用し、「偏光フィルタが緑色に見えるフィルタ」(新開発)をカメラレンズ前に付けることで背景幕を緑色に映し、クロマキー撮影を実現する。従来の布製背景幕を用いた場合、幕からの反射光で被写体が緑色に色付くという課題があったが、「ニジクロ」の背景幕は無色透明のため、反射による被写体への色付きがない他、背景幕の裏から被写体に照明を当てることや、レンズ前のフィルタを交換すれば、背景幕の色を青、赤、黄に変更可能。
(日東電工株式会社との共同開発)