カンテレがショートフィルム「ひとつのソラ」を4K/HDR制作

2020年12月24日(木)

当社は、4K/HDRショートフィルム作品「ひとつのソラ」を制作、12月25日(金)20時から、カンテレYouTube公式チャンネル「カンテレchannel」にてショートバージョンを先行公開いたします。
主演は兵庫県西宮出身の女優・鳴海唯。当社アナウンサー舘山聖奈が友人役を務め、制作は当社技術チーム「UHD-works」が担当いたしました。
当社の取り組みについて
当社は三井物産株式会社・三井物産エアロスペース株式会社との協業で「自由に空を移動できる社会」の実現に向け、空路移動の需要を喚起すべく、2025年に大阪関西万博が開催される大阪市の夢洲を起点にヘリコプターを利用したエアタクシーサービス事業化に向けての実証実験を、2019年と2020年の2回行いました。本作品はそのコンセプトをテーマに、ほんの少し先の未来に広がる「空」の可能性、空がつないだ二人の夢と友情を、鮮やかな映像と心温まるストーリーで描きました。
制作を担当した当社超高精細映像技術チーム「UHD-works」の作品は本年、8K/HDR作品「Three Trees」がアジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワードの最優秀賞、4K/HDR作品「小夏日和」がニューヨークフェスティバルの銀賞を受賞するなど、国際的な評価を頂いております。

作品詳細

タイトル
「ひとつのソラ」
出演
鳴海唯
舘山聖奈(関西テレビアナウンサー)
内容
未希と香織は高校時代からの親友。いつか一緒に大きな舞台に立つことを夢見て、ずっと二人で芝居に打ち込んできた。そんなある日、未希は香織の転勤を知らされる。落ち込む香織を、未希は最後の女子旅に誘う。それは「空」を使って様々な場所を巡る夢のような旅。いつしか二人は、まるで一緒に舞台に立っているような特別な時間を過ごしていた。そんな旅の終わりに、未希は香織をある場所へと連れて行く—。

主演はNHK連続テレビ小説「なつぞら」で脚光を浴びた女優・鳴海唯。強さと優しさを併せ持つ主人公・未希を、真っ直ぐ爽やかに演じている。
鳴海唯さんコメント
未希はとっても明るくて友達想いな子です。明るさの中にある、親友と別れることへの寂しさの葛藤などを意識しながら演じさせていただきました。空を使って自由に旅ができる、そんな夢のような時代を生きる、とある二人の友情を描いたとってもロマンがあって心温まる素敵な物語になっています。近未来では空での移動が当たり前になっているかもしれない、そんなワクワクした気持ちを持ちながら、見ていただきたい作品です。
「カンテレUHD-works」の前回の作品は事前に見させていただいていたのですが、映像美とはまさにこのことだな、と息を飲むぐらい綺麗な映像だと思ったのが第一印象です。現場の雰囲気はとても良く、自然に演じることができるように演出もつけてくださったので、すごくやりやすかったです。
武者智宏氏(三井物産株式会社 モビリティ第二本部 輸送機械第四部長)コメント
この度は、三井物産と三井物産エアロスペースが共同で目指す「自由な空の移動」というコンセプトを、関西テレビが誇るスタッフの制作による4K/HDRオリジナル作品という形で広くお届けできることを大変嬉しく思います。将来的に空飛ぶクルマ社会が到来するといわれる中で、ヘリコプターを活用しながらユーザー目線で魅力的な「自由な空の移動」を検討し、人々の豊かな生活に貢献していきたいと考えています。
スタッフ
<監督・脚本・編集・グレーディング> 矢野数馬(カンテレ)
<撮影> 樋口耕平(カンテレ) <照明> 中村貴志(カンテレ) <映像技術> 帆足聡一郎(カンテレ)
<音声> 赤澤和伸(カンテレ) <ドローン> 登島努(カンテレ)
<衣裳> TOCO <ヘアメイク> 田渕早紀 <音響効果> 中嶋泰成
<技術プロデューサー> 横山和明(カンテレ) <プロデューサー> 原一洋(カンテレ)、安國悟(カンテレ)
特別協力
三井物産、三井物産エアロスペース
制作著作
カンテレ

公開情報

「ひとつのソラ」ショートバージョン
公開
カンテレYouTube公式チャンネル「カンテレchannel」
日時
2020年12月25日(金) 20時
※公開アドレスなど最新情報は下記公式サイトをご覧ください。
ひとつのソラ 公式サイト
https://www.ktv.jp/uhd-works/hitosora/
※公開はハイビジョン版となる場合がございます。
※「フルバージョン」は2021年完成予定です。