ドキュメンタリー『京の摺師~パリに渡った浮世絵』が、“ABU賞テレビドキュメンタリー部門審査員賞”を受賞
2016年10月25日(火)
京都の木版画家の活動を4Kカメラで撮影したドキュメンタリー「京の摺師~パリに渡った浮世絵」がABU賞のテレビドキュメンタリー部門で審査員賞に選ばれ、10月24日、インドネシア・バリ島で授賞式が行われました。
この賞はABU(アジア太平洋放送連合)加盟の放送機関が制作したテレビ・ラジオ番組の中で優れた作品に贈られます。
この賞はABU(アジア太平洋放送連合)加盟の放送機関が制作したテレビ・ラジオ番組の中で優れた作品に贈られます。
受賞作品詳細
タイトル
放送日時
2015年12月12日(土)深夜1時35分~2時30分
番組内容
欧米の美術館には、明治維新以降の混乱で日本から流出した浮世絵の版木が“埋蔵”されている。こうした版木の“発掘”に取り組んでいる、ひとりの摺師が京都にいる。 数年前、彼はパリにあるフランス国立図書館で歌麿の「大首絵」を彫った版木に出合った。知らない絵柄だった。歌麿のオリジナル版木は世界に4枚しか現存ぜず、その版木は忘れられていた歌麿の美人画かもしれないという思いで何度も交渉を重ね、ついに版木を摺る許可が下り2015年、彼はパリで歌麿版木を摺り始めた。果たして彼の夢はかなうのか…。散逸した浮世絵の復刻を目指す京都の木版画作家を、4Kカメラで撮影した作品です。
出演・スタッフ
【出演】
竹中健司(竹中木版五代目摺師)
【ディレクター】
山村ひろし(エキスプレス)
【プロデューサー】
兼井孝之(関西テレビ)
【撮影】
樋口耕平(関西テレビ)
【撮影助手】
平田哲士(エキスプレス)
【4K技術】
小池中(関西テレビ)
【編集】
赤井修二(リアルピクチャーズ)
【MA】
牧野晃帆(テレコープ)
【効果】
中嶋泰成(テレコープ)
【題字】
櫻井洸太(タイトルエイト)
【英語版制作】
端崎優子(関西テレビ)
竹中健司(竹中木版五代目摺師)
【ディレクター】
山村ひろし(エキスプレス)
【プロデューサー】
兼井孝之(関西テレビ)
【撮影】
樋口耕平(関西テレビ)
【撮影助手】
平田哲士(エキスプレス)
【4K技術】
小池中(関西テレビ)
【編集】
赤井修二(リアルピクチャーズ)
【MA】
牧野晃帆(テレコープ)
【効果】
中嶋泰成(テレコープ)
【題字】
櫻井洸太(タイトルエイト)
【英語版制作】
端崎優子(関西テレビ)
※ ABU< Asia-Pacific Broadcasting Union>(アジア太平洋放送連合)は、1964年に発足したアジア太平洋地域の放送の発展を図るために協力する放送機関の連合体で、ABU賞は、ABU加盟国・地域において、相互の国際理解を強化し、教育および文化レベルをあげるために、高水準のラジオ、テレビ番組の制作を促進する目的で設立されました。テレビ7部門(ドラマ / エンターテインメント / 子ども / ニュース / ドキュメンタリー / スポーツ / ABUテーマ)、ラジオ6部門(ドラマ / インタラクティブ / イノベーティブ / ニュース / ドキュメンタリー / 地域活動放送)の各部門の最優秀作品にそれぞれABU賞が贈られます。