平成28年3月期 決算社長会見について
2016年6月1日(水)
平成28年5月25日(水)『平成28年3月期 決算社長会見』を行いました。概要は以下の通りです。
熊本地震取材時における問題について
熊本地震の取材にあたって、当社の中継車が割り込み給油をしてしまった件について、実に多くの皆さまからお叱りを受けました。改めてお詫び申し上げます。被災者の皆さまから見ると実に感情を逆撫でするような行為であり本当に申し訳なく思っております。取材にあたっての心構え、社員教育をもう一度やり直し、また組織的には大災害時における応援体制の組み方を再検討しなくてはいけないと思っております。
大反省をすると同時に、熊本地震の全体像、被災者の皆さまの復興への努力、或いは今現地で何が必要とされているのかといったようなところを、長期に亘ってしっかりとお伝えをして信頼回復に努めて参ります。
大反省をすると同時に、熊本地震の全体像、被災者の皆さまの復興への努力、或いは今現地で何が必要とされているのかといったようなところを、長期に亘ってしっかりとお伝えをして信頼回復に努めて参ります。
平成28年3月期(平成27年4月1日~平成28年3月31日)の業績
1. 連結 経営成績
(単位:百万円未満切捨)
前期 | 当期 | 前期比増減 | ||
売上高 | 64,960 | 64,179 | △781 | △1.2% |
(営業費用) | (62,016) | (62,307) | (291) | (0.5%) |
営業利益 | 2,944 | 1,871 | △1,072 | △36.4% |
経常利益 | 3,639 | 2,577 | △1,061 | △29.2% |
税金等調整前当期純利益 | 3,620 | 1,109 | △2,511 | △69.4% |
当期純利益 | 1,575 | 326 | △1,248 | △79.3% |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
1,573 | 325 | △1,248 | △79.3% |
2. 単体 経営成績
(単位:百万円未満切捨)
前期 | 当期 | 前期比増減 | ||
売上高 | 60,396 | 59,603 | △793 | △1.3% |
(営業費用) | (57,859) | (58,181) | (322) | 0.6% |
営業利益 | 2,537 | 1,421 | △1,115 | △44.0% |
経常利益 | 3,342 | 2,249 | △1,092 | △32.7% |
特別利益 | 61 | 214 | 152 | 247.5% |
特別損失 | 55 | 1,662 | 1,606 | - |
税引前当期純利益 | 3,348 | 801 | △2,546 | △76.1% |
当期純利益 | 1,473 | 167 | △1,305 | △88.6% |
3. 単体 売上高内訳
(単位:百万円未満切捨)
前期 | 当期 |
前期比増減 | |||||
売上高 | 60,396 | 59,603 | △793 | △1.3% | |||
放送事業収入 | 59,334 | 58,537 | △796 | △1.3% | |||
放送収入 | 53,094 | 51,854 | △1,239 | △2.3% | |||
タイム収入 | 17,516 | 18,085 | 568 | 3.2% | |||
スポット収入 | 35,577 | 33,768 | △1,808 | △5.1% | |||
その他放送事業収入 | 6,240 | 6,683 | 443 | 7.1% | |||
その他の事業収入 | 1,061 | 1,065 | 3 | 0.3% |
連結・個別ともに「減収・減益」となりました。
個別の売上高のうち、まず「放送収入」は前年を下回りました。
そのうち「タイム収入」は、ネットタイムのセールス枠増加やローカルタイムの単発番組セールスが健闘したこと等から前年実績を上回りましたが、「スポット収入」は上期に大きく落ち込み、下期はやや持ち直したものの、年度を通じて視聴率低迷等による影響から苦戦しました。
「その他放送事業収入」では、映画事業、動画配信収入が増加した他、事業イベントも堅調だったことから前年を上回りましたが、放送収入の減少をカバーするには至りませんでした。
営業費用は番組制作費等の増加で前年を上回りました。
以上のことから減収減益となりました。
連結については、スポーツクラブ・不動産賃貸事業を営む関西テレビライフが増収増益となっていますが、当社個別の減収減益の影響が大きく、連結でも減収減益となりました。
個別の売上高のうち、まず「放送収入」は前年を下回りました。
そのうち「タイム収入」は、ネットタイムのセールス枠増加やローカルタイムの単発番組セールスが健闘したこと等から前年実績を上回りましたが、「スポット収入」は上期に大きく落ち込み、下期はやや持ち直したものの、年度を通じて視聴率低迷等による影響から苦戦しました。
「その他放送事業収入」では、映画事業、動画配信収入が増加した他、事業イベントも堅調だったことから前年を上回りましたが、放送収入の減少をカバーするには至りませんでした。
営業費用は番組制作費等の増加で前年を上回りました。
以上のことから減収減益となりました。
連結については、スポーツクラブ・不動産賃貸事業を営む関西テレビライフが増収増益となっていますが、当社個別の減収減益の影響が大きく、連結でも減収減益となりました。
平成29年3月期業績見込み
今年度は減収減益の流れを断つことを目標にしており、通期の「放送収入」は前年実績を上回ると予想しています。ただし、「その他放送事業収入」で減少要因があることから、全体では減収が予想されます。
その他放送事業の収支改善や費用全般の節減などで利益を確保することで、増益とする予算を立てており、通期では売上高592億円、営業利益19億円と減収・増益の見込みです。
連結につきましては売上高636億円、営業利益22億円を見込んでおります。
<PDFファイル:平成28年度3月期 決算概要資料(37KB) 参照>
その他放送事業の収支改善や費用全般の節減などで利益を確保することで、増益とする予算を立てており、通期では売上高592億円、営業利益19億円と減収・増益の見込みです。
連結につきましては売上高636億円、営業利益22億円を見込んでおります。
<PDFファイル:平成28年度3月期 決算概要資料(37KB) 参照>
役員人事
平成28年5月25日開催の取締役会にて、第75期決算の承認ならびに役員候補者および担務を内定いたしました。
なお、正式には6月21日開催の第75回定時株主総会および取締役会にて決定されます。
以上
代表取締役会長 | 横田 雅文 | (重任) | |
代表取締役社長 | 福井 澄郎 | (重任) | |
専務取締役 | 宮前 周司 | 社長補佐、コンプライアンス、内部監査担当、CSR推進局担当 | (昇任) |
常務取締役 | 宮川 慶一 | 経営管理局・総務局担当 | (重任) |
常務取締役 | 飯森 睦尚 | 営業統括、事業局担当(東京支社長委嘱) | (重任) |
常務取締役 | 谷口 泰規 | コンテンツビジネス局・編成局・スポーツ局担当 | (昇任) |
取締役 | 尾谷 牧夫 | 社長室・制作技術局・放送技術局担当 | (新任) |
取締役 | 喜多 隆 | 制作局担当(局長委嘱) | (新任) |
取締役 | 伊東 亮 | 報道局担当(局長委嘱) | (新任) |
取締役 | 日枝 久 | (株)フジ・メディア・ホールディングス 代表取締役会長 | (重任) |
取締役 | 土肥 孝治 | 弁護士 | (重任) |
取締役 | 嘉納 修治 | (株)フジ・メディア・ホールディングス 代表取締役社長 | (重任) |
取締役 | 熊坂 隆光 | (株)産業経済新聞社 代表取締役社長 | (重任) |
取締役 | 島谷 能成 | 東宝(株) 代表取締役社長 | (重任) |
取締役 | 角 和夫 | 阪急阪神ホールディングス(株) 代表取締役社長 | (重任) |
常勤監査役 | 別本 恒夫 | ||
常勤監査役 | 堤田 泰夫 | (新任) | |
監査役 | 近藤 宏 | (重任) | |
監査役 | 梅本 弘 | 弁護士 | (重任) |
退任予定取締役 | 堤田 泰夫 | 当社 常勤監査役就任予定 | |
西岡 和広 | 当社 顧問就任予定 | ||
寺村 明之 | (株)テレビ宮崎 取締役就任予定 | ||
退任予定監査役 | 市橋 良一 | 当社 顧問就任予定 |
以上