「クロマキーカット割りシステム」が映像情報メディア学会「技術振興賞」 進歩開発賞を受賞
2016年4月26日(火)
当社が開発した「クロマキーカット割りシステム」が、平成27年度の映像情報メディア学会「技術振興賞」進歩開発賞(現場運用部門)を受賞しました。
受賞者は、当社技術推進部の栗山和久です。
本開発は、通常はカメラ1台で運用するクロマキースタジオ(※背景に別の映像を合成して出すスタジオ)において、2台のカメラを用いて、その映像を自動的に比較することにより、人物をアップで撮っている方のカメラの撮影範囲を検出し、適切な背景映像を生成するシステムです。これにより、2台のカメラのクロマキー合成映像を違和感なく切り替えることができるようになりました。その結果、低コストでバーチャルシステムを用いることなくカット割りの演出が実現可能になりました。既に実験機をニュース番組で使用して効果を上げていますが、現在は背景に4K映像を利用して画質の向上を図る実験を行うと共に、同システムを放送局以外のスタジオや教育現場でも手軽に利用できるようにPCを利用した安価な製品化に取り組んでいます。
【研究・開発者】栗山和久(関西テレビ 技術推進部)
受賞者は、当社技術推進部の栗山和久です。
本開発は、通常はカメラ1台で運用するクロマキースタジオ(※背景に別の映像を合成して出すスタジオ)において、2台のカメラを用いて、その映像を自動的に比較することにより、人物をアップで撮っている方のカメラの撮影範囲を検出し、適切な背景映像を生成するシステムです。これにより、2台のカメラのクロマキー合成映像を違和感なく切り替えることができるようになりました。その結果、低コストでバーチャルシステムを用いることなくカット割りの演出が実現可能になりました。既に実験機をニュース番組で使用して効果を上げていますが、現在は背景に4K映像を利用して画質の向上を図る実験を行うと共に、同システムを放送局以外のスタジオや教育現場でも手軽に利用できるようにPCを利用した安価な製品化に取り組んでいます。
【研究・開発者】栗山和久(関西テレビ 技術推進部)
※映像情報メディア学会技術振興賞】
映像情報メディア学会の技術振興賞は映像情報メディアに関し優れた業績をあげた個人やグループを表彰し、わが国のこれらの分野における研究の振興とその応用の促進に資するために設けられたものです。関西テレビの同賞の受賞は昨年に続き2年連続、5回目となります。
映像情報メディア学会の技術振興賞は映像情報メディアに関し優れた業績をあげた個人やグループを表彰し、わが国のこれらの分野における研究の振興とその応用の促進に資するために設けられたものです。関西テレビの同賞の受賞は昨年に続き2年連続、5回目となります。