火ドラ★イレブン『ホスト相続しちゃいました』の特別イベントが19日（月）夜、東京・江東区のライブハウス「豊洲PIT」で開催され、詰めかけた2600人余りが、一夜限りのオープンとなった「MAJEST」ワールドに酔いしれた。

イベント前に行われた記者会見には、主演の桜井ユキ、三浦翔平、八木勇征（FANTASTICS）ら豪華キャスト陣と、超特急のメンバーが参加。桜井は「ドラマのイベントは初めて。ドラマについて生で共有できる機会があるのは新鮮ですし、ありがたいです」とコメント。さらにオーナーとして「MAJESTに来ていただければ、たくさん魅力的なホストがいますので、今日は存分に堪能していただけたら」とメッセージを送った。三浦からは「会場に来られないお客様は配信でも画面を通して応援してくださるということで、大変うれしく思っています」と感謝の言葉。坂口涼太郎は役柄通りの黒服になりきって、「うちの店、赤字続きなので、特別ゲストに超特急、高かったです！姫の皆さんに喜んでいただけるようにがんばりました！御覧いただく方は、ぜひシャンパン入れてください」と話すと、共演者も超特急も思わず爆笑。最後に超特急のリーダー・リョウガが「高い報酬をいただいていますので（笑）、より一層ドラマを盛り上げるような夜にしたいと思います」と期待を語った。

イベント序盤のステージでは、ホストの“役作り”について聞かれた八木が、体型について「カリカリを目指しました」と告白。“かわいい子犬系ホスト”を演じる宮世琉弥は「プレッシャーでしかなかったですね。犬の動画を見ました」と苦笑い。笠原秀幸はセリフの語尾に「ZE」が付いていたことに困惑しつつも、三浦や桜井からイジられる愛されキャラぶりを見せつけた。印象的なシーンについて聞かれた桜井は、男装ホスト役の鈴木ゆうかから頬にキスをされるシーンついて、鈴木が口にキスをすると勘違いしていたことを暴露。志田彩良は、20日（火）放送の第10話の大事なシーンの撮影で緊張していたところ、三浦から笑顔でプレッシャーをかけられたことを明かしていた。そのほか、飲み会で三浦が「俺は帰らん！」と周囲を困らせた思い出や、八木の家で笠原が犯した大失態エピソードなど、トークは終始大盛り上がり。さらに、会場に来られなかった兼近大樹（EXIT）がメッセージVTRでサプライズ出演。志田や八木へのクレームのほか、三浦と2人でご飯を食べに行った際に「本気で俳優やってみようよ」と言われたという秘話も語った。

また、観客や視聴者から募集した、「胸キュンワード」No.1を決める企画では、まず八木と宮世、笠原と坂口が対決。勝ち上がった八木と坂口による決勝戦では、ドラマさながらに“オラ営”なセリフを決める八木に客席からは悲鳴にも似た絶叫の嵐。一方の坂口は、ダンサブルなパフォーマンスで会場中を魅了。桜井、三浦、志田、鈴木による判定の結果は、両者とも満点！会場からの大歓声に包まれるなか、2人はN0.1の称号であるシャンパンボトルを一緒に受け取った。

そして、イベントが終盤にさしかかると、ドラマの主題歌を歌う超特急が登場し、会場のボルテージは最高潮に！「Call My Name」を含む全3曲を熱唱し、ここでしか味わえないライブパフォーマンスに、会場からは「よいしょー」のシャンコ（シャンパンコール）の掛け声が！番組ファンにはたまらない2時間はあっという間に終了！『MAJEST』ワールド全開の宴の最後には、桜井がドラマのタイトル「ホスト相続しちゃいました」と叫ぶと、会場からは大声で「よいしょー！」と掛け声がかかり、終始、梅雨を吹き飛ばす熱気渦巻くイベントとなった。

20日放送の第10話では、『MAJEST』のライバル店『Caelum』の姫の一人がビルから飛び降りたことにショックを受けた久美子（桜井）が、自分の店との対決イベントが原因なのではと責任を感じるもの、直樹（三浦）やナッシー（坂口涼太郎）らのさほど気に留める様子もない冷めた反応にあ然とする。一方、莉奈（志田彩良）は『Caelum』に移籍した如月（兼近大樹）にどっぷりハマってしまい、如月は無茶な方法で大金を作りホストの自分に依存する莉奈にどう接すればいいのか悩んでいた。そんな中、莉奈は如月をつなぎとめるため、暴走…思いもよらない行動に！