歌川国芳とは
弘化元-2年(1844-45)頃 個人蔵
歌川国芳(1797-1861)は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師です。
12歳のときに描いた鍾馗(しょうき)の絵が歌川派のいしずえを築いた歌川豊国に認められ、弟子になったといわれています。
豊国没後は、中国の古典をもとにした「水滸伝シリーズ」で人気を博し、“武者絵の国芳”と称され一躍人気絵師となりました。
その後は武者絵にとどまらず、美人画、歴史画にも取り組み、のびのびとした清新な個性を発揮。風景画などには西洋画の技法も取り入れるなど、独創的な猫の絵をはじめ様々なジャンルにおいて、斬新で優れた作品を手がけ、その才覚を発揮したスーパークリエイターです。
相関図
開催内容
江戸エンタメの最高峰!
江戸時代後期に活躍した浮世絵師・歌川国芳(1797~1861)。
『武者絵の国芳』『大のネコ好き』『風刺・ユーモアたっぷり』など、“奇想の絵師”として知られていますが、美人画を描かせれば粋で元気な魅力あふれる女性を、役者絵を描かせれば特徴を捉えた人気役者を、風景画を描かせれば西洋絵画の表現を取り入れた斬新なタッチの景色を、etc…と、マルチな才能を発揮しています。自身と同じ江戸っ子たちを喜ばせるためエンターテインメントに徹し、どのジャンルを描いても一級品を生み出す様は、まさに浮世絵界のスーパークリエイター!
本展では、「相馬の古内裏」「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」「其まゝ地口猫飼好五十三疋」などの超有名作品はもちろん、その類い稀なる才能が遺憾なく発揮された作品群、約200点を6つのジャンルに分け、国芳の多彩な活躍ぶりを分かりやすくご紹介します。
さまざまに繰り広げられる国芳ワールドはもちろんのこと、当時のひとびとの暮らしぶりも感じながら、その人となりを感じ取っていただける解説を交えて、見どころをご紹介します。
国芳が生み出す最高峰のエンタメは、当時の江戸っ子と同様に、私たちの心も躍らせ、楽しませてくれること請け合いです!
開催スケジュール
日程
2026年7月18日(土)〜9月23日(水・祝)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日 ※ただし7月20日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館
会場
京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階
音声ガイド
会場レンタル版 1台700円(税込)
ナビゲーター 井上悟(声優)
広島県出身。アーツビジョン所属。朗読教室『楽読』主宰。
外国映画の吹き替えやアニメ、朗読など幅広く活動中。
関連イベント
SpringX 超学校『浮世絵スーパークリエイター 歌川国芳』
展覧会を監修した月本寿彦氏が、実際に展示される作品を紹介しながら国芳の魅力、絵に隠された秘密について語ります。
● 開催日時:2026年7月18日(土)13: 30~15:00
● 開催形式:会場開催&YouTube Live 生配信
● 会場:グランフロント大阪内
● 会場定員:70名 ※SpringXメンバー登録、申し込みが必要です。
【講師プロフィール】月本寿彦 氏(福島県立美術館 学芸員)
高校美術教師を経て、1997年より広重美術館(山形県天童市)、2000年より山形美術館(山形県山形市)、2014年より茅ヶ崎市美術館(神奈川県茅ヶ崎市)、2023年より福島県立美術館(福島県福島市)の学芸員として勤務し現在にいたる。その間に「招き猫亭コレクション 猫まみれ」「北斎 富士を描く」「THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」「ごろごろまるまるネコづくし」「江戸エンタメの最高峰!浮世絵スーパークリエーター 歌川国芳展」など、多数の全国巡回展の企画に関わる。猫や亀と同居し、お酒と音楽と映画と植物をこよなく愛し、妻と息子を大切に思い日々を過ごしている。
- 主催
- 関西テレビ放送 / 産経新聞社 / 京都新聞 / 京都市
- 企画協力
- アートワン
お問い合わせ
京都市京セラ美術館
075-771-4334


