【ぷらす8“ 活動報告】がんと闘う子どもたちを笑顔にしたい! ~ヘアドネーションで作られたウィッグを小児がん病院に寄付しました~

【ぷらす8“ 活動報告】
がんと闘う子どもたちを笑顔にしたい!
~ヘアドネーションで作られたウィッグを小児がん病院に寄付しました~

がんと闘う子どもたちを笑顔にしたい! ~ヘアドネーションで作られたウィッグを小児がん病院に寄付しました~
つな髪
国内の0~14歳の子どものうち、1年間に約2500人が小児がんと診断されています。(国立がん研究センターHPより)そのうちの60%以上の子どもたちがウィッグを必要としています。

現在、一般に販売されているウィッグのほとんどは成人女性が対象となっているため、医療用ウィッグで、しかも子ども用となると、極めて限られた種類のものしか流通しておらず、それも化学繊維やアクリル製がほとんどです。これら人工素材は安価ではありますが、ウィッグであることが容易に識別できてしまいます。退院後の外出や学校生活を安心して送るためにもヘア(髪の毛)ドネーション(寄付)によるウイッグは、治療を頑張っている子どもたちの笑顔を増やすためにも重要なアイテムです。
今回のご寄付によって、つな髪で新たに作成した子ども用のウイッグは東京都立小児総合医療センターさん他に寄付いたしました。ウイッグを受け取ったお子さんのご家族から感謝のお言葉を頂きました。
がんと闘う子どもたちを笑顔にしたい! ~ヘアドネーションで作られたウィッグを小児がん病院に寄付しました~
東京都 16歳 高校生(女性)のご家族
「抗がん剤治療が始まると分かった時、娘が一番気にしていたのは髪が抜けることでした。16歳と、本当ならおしゃれをいっぱい楽しみたい時期にこのような辛い現実を受け入れなければならい娘に、親としてどう寄り添ってあげれば良いのか悩んでいました。

そんな時にがん相談員の方から「つな髪」さんのウィッグの事を教えていただきました。「もし必要になった時はいつでもウィッグがあるから」という安心感はとても大きかったです。治療前にウィッグを試着してみたり、ウィッグに合わせる帽子を一緒に選んだりして治療に向けて少しずつ心の準備もできたように思います。
がんと闘う子どもたちを笑顔にしたい! ~ヘアドネーションで作られたウィッグを小児がん病院に寄付しました~
髪の脱毛が始まった時はやはりショックで娘もとても辛かったと思いますが、「ウィッグを使用している間は(自分の)髪の毛の事を気にしなくていいから」と気持ちも前向きになり、家族で旅行に出かけた時も楽しく過ごすことができました。闘病生活の中、娘の笑顔が増えることは親としてこんなにありがたいことはありません。大切に伸ばされた髪を提供してくださった方々、ウィッグを提供してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。娘もがんを乗り越え、いつか自分もヘアドネーションをしたいと言っています。

本当にありがとうございました。」

改めまして、「ぷらす8“」を通してご寄付いただいた方々に感謝申し上げます。
がんと闘う子どもたちを笑顔にしたい! ~ヘアドネーションで作られたウィッグを小児がん病院に寄付しました~