「R-1に夢はあるんですよ~!」から1年…涙の王者・街裏ぴんくの悲しすぎるサイン会「広島で2人や!」
2025/06/08

6月8日午後放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、2024年R-1グランプリで、苦節20年の末に涙の優勝を果たした街裏ぴんくさんが登場。1年前に王者として出演した同番組で受けた、MC・東野幸治さんからの“悪魔の言葉”の衝撃について熱弁しました。
今回の番組は『R-1王者集結SP』と題して、歴代チャンピオンたちが大集合。ぴんくさんに加えて、2025年の史上最年少王者・友田オレさん、2022年のお見送り芸人しんいちさん、2016年のハリウッドザコシショウさん、2009年の中山功太さんの計5人が豪華そろい踏みし、まさに“混ぜるな危険”の状態で各々がスタンドプレーを見せつけました。
その中で、ぴんくさんは新チャンピオンの友田さんに「今回のマルコポロリの結果で、この1年が決まる」と強調した上で、「自分はR-1で優勝して、もてはやされてる時にこの番組に来て、本当に痛い目に遭ったというか。初めて本当の挫折を味わったのがココやったんで…」と回顧。東野さんから至近距離で告げられた「お前ほんまオモロないな」の一言で、目の前が真っ白になったと続けました。
これに対して東野さんは「俺イマイチ覚えてなくて(笑)、これは『街裏ぴんくをちょっと犠牲にして、皆が楽しくなったらええかな』ってことでしたけど、トラウマになってしまったみたいで」と、良かれと思ったイジリへの意外な反応に申し訳なさそうな様子。
「チャンスやねん、イジられるとこが!」とザコシさんが指摘したところ、ぴんくさんは「それは優勝したてやから分かってなかったんです。で、収録の次の日に功太さんから電話がかかってきまして…」と明かし、その後を引き取るように中山さんが「僕は言ったんですよ。『東野さんはああいうことをおっしゃるけど、もちろんテレビやし、イジリやから、そんなに気にすることないよ』って」とフォローしたと振り返りました。
東野さんも「極端に言うと、これは友田オレくんにもアドバイスになるかもしらんけど、テレビだとどうしてもそういう風になって、自分のペースの漫談できへんし、ワケの分からん後輩も絡んでくるしっていう状態やもんね」と、ピン芸人もトークの場ではチームプレーが求められると助言し、ぴんくさんはそれに大きく頷きながら「そうなんです!それをだんだん受け入れられるようになって、面白いと思えるようになってきたんです。自分の魅力にも気づけたというか」と自己分析。
前回とは見違えるほど、グイグイ前に出て笑いを取るぴんくさんに「今日は家帰ったら『楽しかった!』って言えるやろ?」と東野さんが語りかけたところ、「ホンマに嫁を抱きしめて、『東野さんにハマった!』って言います!マジで!」と答えたものの、ほんこんさんから「ハマってないで!なんやったらこっち側(レギュラー陣)にもハマってないで(笑)」とバッサリ斬られ、一同大爆笑。
そうしたイジリにも慣れ、自信を取り戻した様子のぴんくさんでしたが、ここでしんいちさんから「本のサイン会とかもめっちゃ人来るんですよ!」と振られると、「けぇへん!広島で2人やっ!」と厳しい現実について即答。大型モニターには無人のサイン会場で呆然と立ち尽くすぴんくさんの姿が映し出され、あまりの悲惨さでスタジオは大騒ぎに。
レギュラー陣も「こういうのが理想!」「おもろいやないかい!」「コレは使えるわ!」と、歓喜の声と共に次々立ち上がり、それに対しても「今日初めて立ったやん!」とキレ味よくツッコむなど、見事に前回のリベンジを果たしたぴんくさんだったのでした。
(関西テレビ6月8日(日)午後1時59分から放送『マルコポロリ!』より)
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