カンテレTIMES

桜田ひより×細田佳央太が “高校生の妊娠”を真正面から描いた話題作に挑戦!

2024/05/25

「あの子の子ども」

カンテレ・フジテレビ系 火曜11時ドラマ「火ドラ★イレブン」

 6月25日(火)よる11時 放送スタート!


カンテレ・フジテレビ系火曜よる11時連続ドラマ枠「火ドラ★イレブン」の新ドラマが、桜田ひより主演の『あの子の子ども』に決定した(初回放送は6月25日)。このドラマは、第47回講談社漫画賞・少女部門(2023年度)を受賞した蒼井まもるの同名少女漫画を原作とし、“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップルの姿を描いた作品。カンテレドラマ初主演となる桜田は主人公・川上福(かわかみ・さち)を演じ、その恋人の月島宝(つきしま・たから)を細田佳央太が演じる。桜田と細田は初共演となる。

 

16歳、高校生。まだ大人じゃない。まだ親じゃない。

そう考えていた“子どものあの子たち”が、予想外の現実を前に、

必死に考え、動き、戦って選ぶ未来とは―?


高校2年生の福と、幼なじみの恋人・宝。2人の関係は親も公認で、別々の高校に通いながら穏やかな青春時代を過ごしていた。やがて、自然な流れで2人は、恋人として愛し合い、結ばれる。しかし、ある日、避妊に失敗してしまい、その後、体の異変に気が付き福の妊娠が発覚する。決してなかったことにできない現実に悩み、葛藤する2人。本当に子どもを産んで育てられるのか?――そんな根源的な問いを突き付けられた“まだ子ども”の福と宝は…?

 

Z世代から絶大な支持を得る、桜田ひよりがカンテレドラマ初主演!

桜田が演じる福は、ごく普通の高校2年生。幼なじみの恋人・宝と過ごしたり、友人たちと遊んだり、楽しみにしているドラマや漫画があったりと、平凡ながら不満はない幸せな日々を送っていた。しかし、妊娠という現実を前に、悩み、葛藤し、もがきながら、自分なりの未来を選んでいくという役どころ。

主演の桜田は、映画『交換ウソ日記』のヒロイン・黒田希美役で今年3月に開催された第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した若手実力派俳優。公開中の映画『バジーノイズでは主演を務め、8月公開予定の映画『ブルーピリオドへの出演も控えている。透明感がありながら豊かな表現力で、見る人の心をつかんで離さない桜田が、本作でどんな新しい一面を見せるのか、ぜひご期待いただきたい。


相手役は桜田と初共演となる若手実力派俳優・細田佳央太!

細田が演じる宝は、福の幼なじみの恋人で、他校に通う高校2年生の陸上部員。駅伝の強豪大学に進学することを目標に、日々、部活に励んでいる。女手一つで自分を育ててくれ、部活の費用も出してくれている母親に心から感謝している。学校や部活で良い成績を出すことで母親が喜んでくれることを自身もうれしく感じており、いつからか、どう答えたら相手が喜ぶかを考えてしまう性格に真面目で優しく、福のことを心から大切にしているという役どころだ。

細田は、昨年放送されたどうする家康』(NHK)や現在放送中の95(TX)への出演の他、7月から配信される七夕の国』(Disney+)で主演を務めるなど、目覚ましい活躍を見せている若手実力派。また、ドラマだけではなく『ラヴィット!』(TBS)、『ZIP!(NTV)などに出演し、マルチな活躍を見せている。同世代の桜田と初共演となる本作で、フレッシュなカップリングに注目が集まる。

 

原作は第47回講談社漫画賞・少女部門を受賞した話題作!

 原作は、蒼井まもる氏による同名漫画。「別冊フレンド」にて連載中で、2023年に第47回講談社漫画賞・少女部門を受賞し、アメリカの漫画賞2024年アイズナー賞[ティーン向けベスト出版]に最終ノミネートした作品。恋愛の先にある10代の妊娠を描く作品として注目を集め、コミックは現在8巻まで発売されている。

 また、脚本は『舟を編む〜私、辞書作ります〜』『しずかちゃんとパパ』(NHK)、ウソ婚』(カンテレ)などを手掛けた蛭田直美が、音楽は『ひきこもり先生』(NHK)などを手掛けたharuka nakamuraが、監督は『たそがれ優作』(BSテレ東)『往生際の意味を知れ!』(MBS)などを演出したアベラヒデノブがチーフを務める。


 

<桜田ひより コメント>

このお話をいただいた時は、素直に嬉しい気持ちと、自分が先頭に立って伝えていこうという使命感を感じました。皆さんそれぞれ感じ方があって、どれをとっても正解でもないし、不正解でもありません。演じる私たちも色んなことを張り巡らせて創っていきますので、皆さんの中でも考えるものが生まれたり、人と話す内容ができたり、横と横のつながりができたりと、この作品をきっかけに色んなことを感じとっていただけたら嬉しいです。

原作を読んで、演じる福の中にあるどこか言葉では表しきれない表情の変化や、それを察知する周りの人たちに胸を打たれました。そして、相手役が細田さんと聞いた時は、大丈夫だなという安心感が自分の中に芽生えました。まだ一緒に過ごした時間は少ないですが、芯があって、思っていることを言葉にしてくださる方ですし、どんなふうになるんだろうなという想像が膨らむ脚本をいただいたので、細田さんと一緒にその場の空気感や関係性を出していけたら、きっと素敵なシーンになるだろうなと思います。この作品に携わるすべての方の思いが少しでも皆さんに届くよう、大切に大切に創り上げます。よろしくお願いします。

 

 

<細田佳央太 コメント>

福と宝の高校生カップルの関係性が微笑ましく、学生である皆さんにはより近く感じていただけると思いますし、このドラマを見て同じ悩みを持っている方の背中を押すきっかけになったらそれ以上のことはありません。親世代の方にも見ていただきたいですし、ドラマを見て家族間での会話が増えたら嬉しいなと思います。演じる宝とは、育ってきた境遇が似ている部分はありますが、格好良くてしっかりした男の子なので、どうやって価値観を自分とすり合わせていくか考えています。悩んでいたり不安な気持ちがあったりする男の子にも、こういう選択肢があるんだよ、こういうことができるんだよ、といった事を自分なりに男性目線でも伝えられるよう、原作が核にしているところを大切に、とにかく全力で向き合っていきたいと、やる気に満ちています。

主演の桜田さんとは初共演ですが、彼女のお芝居に負けないよう、自分が遅れを取らないように頑張ります。何より一緒にお芝居をするのが楽しみです。スタッフさん含めて撮影前から熱量の高さを感じているチームで、こういった難しくも繊細なテーマを描くのに皆が同じ方向を向いています。よりよい作品にして皆さまにお届けできるよう精一杯頑張りたいと思いますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください。

 

<原作者・蒼井まもる氏 コメント>

桜田ひよりさんと細田佳央太さんには難しい役を引き受けていただき恐縮しておりましたが、

この漫画においてのキャラクターを深く掘り下げ、分析し、役割について考えてくださっていることを伺い、

今はただただ感謝しています。

実写というものはとてつもない力を持っていると認識しています。その力がどのように

作用するか想像を巡らせながら、一視聴者として放送を待ちたいと思います

 

<プロデューサー・岡光寛子 コメント>

若年層が気軽に触れられる少女漫画で、恋愛の先の性、そして高校生の妊娠というテーマを真摯に描く原作に感銘を受け、「ラブ」をテーマとしている火ドラ★イレブン枠で、是非ドラマ化したいと思いました。突然ふりかかった“なかったことにできない現実に、もがき、葛藤し、得体の知れない感情に揺れ動く高校生たち。主演は、持ち前の愛くるさと底力の凄み、独特の温度感の儚さに心惹かれる桜田さん。共演は、やさしさと強さを兼ね備え、あらゆる人の心に刺さるお芝居で魅了する細田さん。お二方が演じる福と宝と一緒に悩みながら、大切に丁寧に紡いでいきたいと思います。ひっそりと、でも繰り返し観てもらえるような、誰かの密かな宝物みたいなドラマにしたいです。 

 

 

<作品概要>

【放送枠】2024年7月期「火ドラ★イレブン」毎週火曜夜11時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)

 

【初回放送】2024年6月25日(火)夜11時〜1130

 

【タイトル】火ドラ★イレブン『あの子の子ども』

 

【原作】蒼井まもる『あの子の子ども』(講談社「別冊フレンドKC」刊)

 

【脚本】蛭田直美

 

【音楽】haruka nakamura

 

【監督】アベラヒデノブ、山浦未陽、松浦健志

 

【プロデューサー】岡光寛子(カンテレ)、伊藤茜(メディアプルポ)

 

【制作協力】メディアプルポ

 

【制作著作】カンテレ