カンテレTIMES

特別番組「芳根京子 モネを通して見た光」2月25日(日)放送

2024/02/19

大阪中之島美術館で56日まで開催中の「モネ 連作の情景」。国内外50館を超えるコレクションからモネの代表作約70点を展示し、モネの生涯にわたる画業を辿る展覧会で、連日多くの入場者で賑わう。
この展覧会の見どころを紹介する特別番組を225日(日)午前830900に、カンテレ(関西ローカル)で放送する。出演は展覧会ナビゲーターで音声ガイドを担当する俳優の芳根京子、モネをモデルにした小説『ジヴェルニーの食卓』などで知られる作家の原田マハ、司会は中島めぐみアナウンサーが務める。


印象派の巨匠、クロード・モネ(1840-1926)は、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残した。同じ場所やテーマを、異なる角度、異なる時間、異なる季節を通して描き、「連作」という革新的表現を生み出した。
番組では、モネが見つめた景色を追体験するため、芳根がフランス各所を訪れた様子を紹介。印象派という呼称が生まれるきっかけとなった《印象、日の出》のスポットや、モネが作り上げたジヴェルニーの自宅と庭を堪能した。



原田は、モネについて「決して順風満帆ではなく、食事に困る日もあった。しかし、モネは苦しいこと、つらいことを睡蓮の咲く池の下に沈めて、美しいもの、しあわせになるものだけを描いた。モネの作品は、この世の美しさを私たちに伝えてくれるギフトです」と話す。


芳根は、「モネの絵を見ていると、作品ごとに香りが漂う。絵の前に立って、五感で感じる体験をぜひ味わってほしい」と話し、「モネもいろんな苦労を重ねたうえで、作品群を生んだ。私もくじけずに芝居を続けていきたい」と心境を語った。


大阪中之島美術館は20222月に開館。今月、早くも入場者100万人を達成し、関西のアートシーンに重要な役割を果たしている。

番組名  芳根京子 モネを通して見た光~モネ 連作の情景~
放送日時 2024225(日)午前830900
出演   芳根京子(俳優)原田マハ(小説家)中島めぐみ(アナウンサー)

番組サイト:https://www.ktv.jp/monet