カンテレTIMES

ビスブラ原田が鉄板ネタ“風呂キャンセル話”封印のワケ オファー断った謎の企画「シーツ汚い選手権」とは

2025/03/09

 39日午後放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、同番組のレギュラーなどを経て東京へと進出したビスケットブラザーズの2人が凱旋出演。大阪のノリで仕事に全力投球した結果舞い込んだという“まさかのオファー”について明かしました。

 今回は、前回に引き続き「大阪から羽ばたいたスター!?たちの近況報告SP」の後半戦を放送。ビスブラのほか、ロングコートダディ、紅しょうが、マユリカが登場し、楽しげな夜の街でのプライベートから、お笑い以外のフィールドでの新たな挑戦に至るまで、東京で生き抜こうともがく関西芸人4組のリアルに迫りました。

 そのうち、マルコポロリファミリーでもあるビスブラの2人は、『15代キングオブコント王者』の看板を引っさげ、2024年に満を持して東京へ進出した際の裏話として、番組の頼れる兄貴・ほんこんさんから「おう原田、東京ではあんまりお前のMAX出すなよ。東京は華やかな場所やねんから、受け入れられへんぞ」と、上京前にアドバイスをもらっていたと紹介。

 ただ、東京の舞台で気持ちがはやってしまったのか、最初の仕事で原田さんの鉄板ネタ「風呂キャンセル話」を全力で披露してしまい、いつしかキングオブコント王者ではなく、“風呂に入ってない芸人”の肩書のみ広まってしまったのだそう。

 この話にMCの東野幸治さんは大笑いしつつ、「ほんこんさん優しいでしょ?」と確認すると、きんさんは「はい!助言いただいたのに…」と恐縮そうに語り、一方の原田さんは「あと、『大阪ではお風呂いらんかったかもしれんけど、東京ではいるぞ』とも言われました」と回顧。

 東野さんはこれを聞き「あ~!だから要は、東京ではあんまりきちゃないのはやめたほうがええんちゃうか?ってことですか」と、東西のノリの差に合点がいった様子で、ほんこんさんは頷きながら「まぁ嫌がる人もおるし、そこでずっと特化してまうから。生活もしんどなるで」とアドバイスの真意について語っていました。

 結局、ビスブラが東京で求められるのは、ほんこんさんの心配通り“きちゃないキャラ”となってしまったようで、原田さんはある日の出来事として、「『いい仕事来ました!』ってマネージャーから聞いて。『<シーツ汚い選手権>っていう企画で、今使ってるシーツを洗剤につけて、水がどれだけ汚れるかっていう選手権の仕事が来てます!原田さんはマストとのことです』って言われたんです」と明かしたところ、スタジオは大爆笑。

「けど、流石にもうこんな仕事ばっかりになるんで、断りました」と話を締めくくると、きんさんも「そうです。もう脱却させてもらって」と、今は大阪での鉄板ネタを封印していると続けました。

 それを聞いた東野さんが「後悔はしてないの?そのキャラはホンマにもういいの?」と残念そうに尋ねると、その理由について原田さんは「やっぱり街とかでめっちゃ臭いを嗅ぎに来られたりとか()、あと僕がおる店の写真で、僕は映ってないんですけど『ビスブラのクサいほうがココにいます』みたいなの書かれたりとか結構あったんで」と東京の街なかでの生々しいエピソードを披露。

「電車とかでもそうなんで、タクシーで移動してます()。だから東京行ってからは、タクシー代とかでお金をいっぱい使うようになって…」とも打ち明け、自らのネタが強烈過ぎた結果、東京ではよもやの借金生活を送っていると告白した原田さんだったのでした。


(関西テレビ39日(日)1359分から放送『マルコポロリ!』より)

【TVer】 https://tver.jp/series/srzhkrugjq

【番組公式HP】 https://www.ktv.jp/marco/ 

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