カンテレTIMES

『カンテレ×劇団Patchプロジェクト』
ヒロイン谷村美月 「演じてみたかった役がやっとやれる!」

2020/10/29

関西を拠点に活躍するワタナベエンターテインメント所属の俳優集団・劇団Patchと、カンテレとがタッグを組み、一緒に舞台を創り上げて、関西からエンターテインメントを盛り上げていく企画 『カンテレ×劇団Patchプロジェクト』。
結成8周年を迎えた劇団Patch(パッチ、8ッチ)と、8チャンネルのカンテレが、今年88日(土)に始動を発表。

プロジェクトの第一弾として、音楽朗読劇『マインド・リマインド
~I am』(作:古家和尚、演出:木村淳(カンテレ))を、202012月に大阪のサンケイホールブリーゼで、20211月に東京の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演します。
当初は今年3月に情報解禁の予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けていったん見送り、できる限りの安全性を追求し、コロナ禍でも何とか作品を届けたいと、舞台の内容をオリジナルストレートプレイから朗読劇に変更。最大限の感染防止対策を行い、観客数を半分にして上演できるよう調整。

そしてこの度、
10/28(水)に大阪市北区のカンテレ本社にて、Wキャストでヒロインを演じる谷村美月を迎え、劇団Patchからメンバー6名(中山義紘、井上拓哉、竹下健人、三好大貴、吉本考志、田中亨)が出席して、囲み取材会を行いました。

囲み取材前の打ち合わせで谷村と初顔合わせをした劇団Patchメンバー。竹下は「昔からご活躍されている姿をテレビや映画で拝見していてどんな方なんだろうと思っていたのですが、実際お会いしたらすごくチャーミングで明るい方で、一緒に作品を作れることがとても楽しみです」と谷村の印象を語りました。

劇団Patchは、ワタナベエンターテインメントが関西版D-BOYSの誕生を目指して、2012年に3,000名を超える応募者からオーディションで選ばれた一期生で結成。現在は四期生までの、
中山義紘、井上拓哉、松井勇歩、竹下健人、三好大貴、星璃、吉本考志、近藤頌利、田中亨、納谷健、尾形大吾、藤戸佑飛12人で構成され、全員が関西出身。劇団名は、関西弁で一生懸命を意味する必死のパッチ”に由来しています。そんな彼らの特徴は、“ちょうどいい距離感のイケメン集団”。本格的な芝居を観せてくれる俳優プロ集団でありながら、オフモードは気さくでオチャメでかわいい等身大の若者たち。妄想対象のスーパーアイドルでもなく、リア恋枠でもない。夢も見させてくれるし、応援して自分で育ててあげたい願望も叶えてくれる…まさに“ちょうどいい距離感”のイケメン演劇集団です。演劇活動以外にも、テレビやラジオなど幅広く活動中で、今後さらなる飛躍が期待されています。

そんな“ちょうどいい”がキーワードの劇団Patchの魅力をメンバーの吉本は「めちゃくちゃイケメンじゃないから、僕ら自身もお客様も気負いがないんです。スープでたとえるなら豚汁のような懐かしさ、温かさ、親近感があって、もう一度会いたくなるというのが僕らの一番の魅力だと思います」と分析。三好は「僕ら全員関西出身なので、情に熱かったり、人との距離が近かったり、人懐っこかったり、面倒見がよかったり。そういうソウルが全員に共通していて、お客様にもおもしろいと言っていただけます」と関西人をアピール。

音楽朗読劇『マインド・リマインドI am』は、ある特定の香りから記憶が呼び起こされる“プルースト現象”の音楽版。登場人物は、ロボットのエンジニアをしている主人公の「僕」、「僕」の恋人で音楽好きな「彼女」、「僕」の友人でもある「彼女の弟」、「僕」が訪れるクリニックの「医師」4人。「僕」は、悩んでいた。突然、“恋人や周囲の人間が、機械で出来たロボットなのではないか”という疑念に囚われてしまい、悩んでいる主人公の「僕」…“ただの自分の妄想なのでは?”という葛藤と“自分は何か大きな陰謀に巻き込まれているのではないか”という恐怖に耐えられなくなった「僕」は、「医師」の元を訪れる。「医師」との問答によって明らかになる衝撃の事実。いったい「僕」は何者なのか?
“音にまつわるプルースト現象”をきっかけに、恋人である「彼女」に疑惑を持った「僕」が現実と空想が交錯する世界に迷い込み、そこで衝撃の“事実”に辿り着く…という“近未来を舞台”にしたラブ・サスペンス。会話の中で繰り広げられる心理戦。そこに美しい音楽と歌声が加わり、より一層幻想的な空間を創り出す音楽朗読劇です。

劇団Patchメンバーが、公演ごとに組合せを変えて「彼」「彼女の弟」「医師」の役で3人ずつ出演。本日の会見で、配役が解禁となりました。また、ヒロインである「彼女」を演じる
谷村美月入山法子との組み合わせも見どころで、全部で9パターンの組合せが実現。

劇団初となる朗読劇について中山は「劇団内で役をローテーションすることも初めてなので、お互い意識し合いながら、高め合いながら、それぞれのチームのレベルを上げていきたいと思います。朗読劇だからといって、ただ読むだけのお芝居におさまる気はありません。台本は持つことになると思いますが、医師の役ならカルテとして持つなどおもしろい演出がありそうです。また音楽という面に関しては、メンバーの誰かが歌を歌うかもしれないですし、楽器を演奏するかもしれない。回によって、個性が表れると思います」と具体的な案を明かしました。


大阪公演初日に主人公「僕」を演じる井上は「『僕』は一見すると明るいキャラクターなのですが、暗く演じることもできる。どちらも試せるなと思いました。ビジュアルポスターにあるように、小さい部屋に閉じ込められているような妄想が強い『僕』を、第三者的に俯瞰で見ていただければ、とても楽しめる作品だと思います」と。
また、大阪公演初日の昼公演で「彼女の弟」を、夜公演で「僕」を演じる田中は「一作品で二つの役をやること自体が初めてで、しかも同日に演じるとなると集中力もいりますし、切り替えも大変だろうなと思います。普通は初日の1公演目を終えたら少しほっとして2公演目に取り組めるのですが、今回はそれができないので…。夜公演では谷村さんが彼女役なので谷村さんに『自慢の彼氏です』と思ってもらえるように頑張ります」と笑顔。
谷村は「何年か前に演じてみたいと思っていた“人間ぽくない”役が、やっとやれる時が来たんだと思いました。みなさんが演じる役が毎日変わるので、まずは名前と顔を覚えたいと思います」と意気込みを語りました。

また、“プルースト現象”の音楽版について井上は「小6の頃、同じマンションに2歳上の仲のいい幼なじみがいたのですが、夏に白血病で亡くなってしまって。お葬式でGreeeeNの『キセキ』がかかっていて、当時はすごく悲しかったのですが、今聞くと勇気づけられる、励みになる曲になっています」と。田中も「子どもの頃、両親が福井の海によく連れて行ってくれたのですが、車中でいつもかかっていたMr.Childrenの『イノセントワールド』を聞くと、当時のワクワク感がフラッシュバックします」と自身の経験談を語りました。

大阪出身の谷村は、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』や『深夜食堂』シリーズなど数々のドラマや映画の映像作品に出演。浪漫舞台『走れメロス文豪たちの青春』など舞台出演も多く、他にも声優やナビゲーターなど幅広く活動中。
朗読劇に初挑戦となる入山は、モデルでデビュー後、ドラマ『きみはペット』や『ニッポンノワール』など数々のドラマや映画、舞台に出演。今年、NHK連続テレビ小説『エール』出演でも話題となりました。二人は、主人公の「僕」から“機械で出来たロボットではないか?”との疑惑を持たれる「彼女」をWキャストで演じます。

中山は二人がヒロインに決定した時のメンバーの反応について「『おー!』っと歓声があがりました。劇団は男だけなので、女優さんのゲストをお迎えするのが久しぶりで、お二人にご出演してもらえると聞き、ぐぐっとやる気が増しました」と明かしました。

関西の劇団である劇団Patchとカンテレ局内で稽古をし、地元・大阪でも公演が行われることについて谷村は「関西弁じゃないので、大阪色はあまり出ないかもしれませんが、関西だと気持ちがオープンになります。東京でのお仕事が多いとはいえ、東京はいつも萎縮してしまうので、大阪にいると壁が外れて気持ちが楽です。みなさんがおっしゃる『必死のパッチ』というフレーズは私の父もよく使っていたので、なつかしいです」と地元愛を語りました。

一方、埼玉出身の入山は「みなさん関西出身の方ばかりなので、一ヶ月間大阪に滞在することにちょっとドキドキしています。大阪になじむためのコツを教えてください」とビデオメッセージを。「『知らんけど』を使いこなせたらなじめると思います」と言う中山に続き「タクシーのおじさんには『おっちゃん』とタメ口で話しかけた方がいい」と吉本がアドバイス。「とりあえず、たこ焼きを食べたら」と言う井上に続いて「おいしいたこ焼き屋さん、紹介できます」と竹下がアピールしました。

公演終了後には、劇団Patch12人のメンバー全員が毎回ステージに上がり、ここでしか聞けないスペシャルトークイベントも行われます。中山は「お芝居自体の余韻はこわさずに、稽古場で起きた事件や裏話などを披露できたらと思います。お芝居とは違う素の部分、僕らのオンとオフを楽しんでもらいたいです」と構想を明かしました。

また、メンバーの尾形と藤戸の
2人は、この作品で劇団Patchを卒業するため、現メンバーが揃っての出演は本作が最後となります。竹下は「2人の卒業を聞いた時は正直なところ戸惑いはありましたし、今もありますが、芝居を作る上では、これまでやってきたことと何も変わらないと思っています。1212色の色を出しまくって、悲しい寂しいではなく、楽しいおもしろいを届けていきたいと思います」と前向きに語りました。

最後に
「劇団Patch8周年を迎え、“パッチ周年”として盛り上げていこうと計画していたのですが、様々なことが頓挫し、自分たちの仕事の意味を考え直しました。そして、ようやくカンテレさんとのコラボで今回の作品を生でお届けできることになりました。魅力的なヒロインお2人をお迎えした劇団Patch、気合い入りまくってます。今までのフラストレーションを全部ぶつけて生でしか味わえない感動を味わってもらいたいと思います。僕個人としては『この人、本当におかしいんじゃないか』と思われるような気持ち悪さを武器に、僕の出る回が一番おもしろいと思っていただきたいです」と中山。

「劇団
Patch8年間、いい思いだけではなく、泥臭いこともしてきました。今回のプロジェクト第一弾で、僕たちのこれまでの成長と、『演劇で関西から全国を元気に』という僕たちのモットーをお見せしたいと思っています。僕自身、2020年、劇団Patchの舞台に立つこと自体が楽しみなのでとても楽しみにしています」と井上。

「台本を読んで、人ってすばらしいな、人は一人では生きていけないんだな、という思いを強く感じました。お客様にもこの舞台を通して、人の素晴らしさをかみしめていただきたいので、ひとりでも多くの方に劇場に足を運んでいただきたいです」と吉本。

8月に久しぶりに舞台に立った時『ただいま』と言えたことがうれしくて。今回、久しぶりに生の舞台を見に来て下さる方もいらっしゃると思うので、そういう方たちに胸をはって『おかえり』といえるような舞台と環境作りを徹底してやりたいと思っています。僕個人としては声を褒めていただけることが多いので、声を武器にしていきたいと思っています」と竹下。

「台本を読んで『今やるべきテーマだ』と感じたので、ただのお芝居ではなく、より多面的に捉えて、作品のテーマをきちんと届けていきたいです。ソーシャルディスタンスを保たなければいけない今、生演奏朗読劇というライブを体感していただくため、全力で頑張りたいと思います」と田中。

「先日、ファンの方が
SNSを通してメッセージをくださったんです。その方には持病があって、回復に向かいつつも予断を許さない状態の中、今回のお芝居を楽しみに、なんとしても会いに行きたいんだ、と。そのメッセージに僕自身も励まされましたし、様々な困難がある世の中で、お芝居や演劇、エンターテインメントはどこかの誰かには本当に必要なものなんだ、と思うことができました。その何かを信じて、様々な苦しみを一瞬忘れて没入できる世界感を、熱量を持って全力でお届けしたいと思います」と三好。

「見に来られる方もいろいろな対策をして来て下さると思います。そんな中だからこそ、みんなで頑張っていけたらと思います」と谷村が、それぞれの思いを語りました。

カンテレ×劇団Patchプロジェクト 音楽朗読劇『マインド・リマインドI am』の大阪公演は20201226日(土)、27日(日)にサンケイホールブリーゼで3公演、東京公演は2021128日(木)31日(日)に紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA6公演を上演。チケットの一般発売は1031日(土)午前10時を予定しています。
さらに、歌い手のDIVAにはミュージカル女優の青山郁代、アコーディオン演奏は秦コータロー、ギター演奏は齋藤晋介と、生演奏で音楽朗読劇に彩りと深みを加える3人の出演も決定。
関西のエンターテインメントを元気にする新たな展開に、ぜひ、ご期待ください!

【公演情報】
【公演名】カンテレ×劇団Patchプロジェクト 音楽朗読劇『マインド・リマインドI am
【作】古家和尚
【演出】木村淳(カンテレ)
【出演】劇団Patch
 / 谷村美月・入山法子(Wキャスト) / 青山郁代 秦コータロー 齋藤晋介
【日程】大阪:20201226日(土)、27日(日) サンケイホールブリーゼ
    東京:2021128日(木)31日(日)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
【公演スケジュール(大阪公演)】
1226日(土)
1300「僕」…井上拓哉、「彼女」…入山法子、「彼女の弟」…田中亨、「医師」…納谷健
1800「僕」…田中亨、「彼女」…谷村美月、「彼女の弟」…尾形大吾、「医師」…近藤頌利

1227日(日)
1300 「僕」…松井勇歩、「彼女」…谷村美月、「彼女の弟」…中山義紘、「医師」…藤戸佑飛

【公演スケジュール(東京公演)】
128日(木)
1900「僕」…中山義紘、「彼女」…入山法子、「彼女の弟」…井上拓哉、「医師」…三好大貴

129日(金)
1900「僕」…井上拓哉、「彼女」…谷村美月、「彼女の弟」…納谷健、「医師」…近藤頌利

130日(土)
1200「僕」…三好大貴、「彼女」…谷村美月、「彼女の弟」…吉本考志、「医師」…星璃
1700「僕」…近藤頌利、「彼女」…入山法子、「彼女の弟」…藤戸佑飛、「医師」…竹下健人

131日(日)
1200「僕」…松井勇歩、「彼女」…入山法子、「彼女の弟」…星璃、「医師」…尾形大吾
1700「僕」…納谷健、「彼女」…谷村美月、「彼女の弟」…竹下健人、「医師」…吉本考志

※出演者の組合せは、変更になる可能性があります。

【主催・企画・製作】関西テレビ放送 ワタナベエンターテインメント
【イベント公式HPhttps://www.ktv.jp/event/8patch/
【劇団Patch公式HPhttps://www.west-patch.com/about/