6月29日午後放送のカンテレ『マルコポロリ！』に、実力は誰もが認める漫才師でありながら、問題児・伊藤が何かと迷惑をかけるオズワルド、M-1決勝の常連コンビで、なぜか同番組に愛着を持つ奇想天外な漫才師・真空ジェシカ、そして2021年キングオブコントで優勝したコント職人、空気階段・鈴木もぐらさんの同期3組が集結。苦楽を共にしてきた戦友が、それぞれの持つ恨み・つらみをぶつけ合いました。

「同期3組の言いたい放題ダメ出しSP」と題した今回の番組は、3組の関係性を示す相関図をもとに進行。その中で、MC・東野幸治さんが「コレ分かれへん！」と指したのが、真空ジェシカ・ガクさんから伊藤さんへとのびる矢印『（蛙亭の）イワクラを幸せにすることはできない』でした。

　自らの交際相手に関する指摘について、「ガクは何にも関係ないから！(笑)」と伊藤さんが一笑に付す中、「できると思いますか？こんなヤツに！」と息巻いたガクさん。

「僕はイワクラのことをずっと『キレイな方だな、なんて美しい女性なんだ』って思ってたんです。絶対に幸せになってほしいと思ってたら、気づいたらこのヒゲのきたねぇ男と付き合いだして…」と不平を漏らした上で、「僕、番組の企画でイワクラに20万円くらいのカルティエのネックレスをプレゼントしたんですね。そうしたら『伊藤くんにもこんなのもらった事ない！』って大喜びしてて」と、半分仕事ながら手応えを感じていると語りました。

　それを受け、伊藤さんは「なんか知んないけど、次の日に、『ガクにこれもらった』って聞いて、気持ちわるっ！って返したら『ガクの悪口を言うな』って言われました」と振り返り、「ガクは、俺が付き合うことになったからってちょっとヤキモチ焼いてるんですよ」と続けました。


　一方のガクさんは、「絶対、伊藤のほうが僕より稼いでるのに、イワクラにプレゼントもせず…」と不満を隠さず、「しかも一緒のルームシェアで付き合ってるんですよ。ママタルトの大鶴肥満とか森本サイダーとか他にも男芸人が住んでる中で、抜け駆けして付き合ってるって、気持ち悪くないですか！」と声を張り上げますが、これには伊藤さんもルームシェア当時の写真を前に「お前、この中で俺以外の誰と付き合うんだよ！？」と応戦。

「ガクからすると、自分と付き合うほうが絶対にイワクラさんは幸せになれたと思う？」と東野さんが尋ねたところ、「本当にそうですね」とガクさんは即答し、月亭方正さんから「本当に好きなの？イワクラのことが？」と切り込まれ、話は核心へ。

「最初にイワクラと出会った時に、僕は一目惚れして…それを周りの芸人に結構言いふらしてたんですよ。大阪にめちゃめちゃカワイイ芸人がいたって。イワクラいわく『その時に周りの芸人に言いふらさず、私に直接それを言ってくれたら、全然あったのに』って。タイミングの問題だったんですよ！」

　ガクさんがそう熱弁をふるったものの、大阪のお兄さん方の盛り上がりはイマイチで、それに東野さんは思わず「違う違う、ごめんなさいね(笑)」と失笑しつつ、「マルコポロリ史上一番どうでもええ！」と、数々の裏話が暴露された同番組の中でも“最弱ゴシップ”だと認定しました。

　これに対してガクさんが「衝撃の話ですよ！」とニュースバリューの高さを訴えたところ、「ただ、ほんこんさんは小さくうなずいてます(笑)」と東野さんは指摘。「そういうもんやで、女の子ってな」と、ほんこんさんが好々爺のような表情を見せると、一転スタジオは大爆笑に包まれていたのでした。


（関西テレビ6月29日（日）午後1時59分から放送『マルコポロリ！』より）

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