来館状況を鑑み、1月平日も予約優先制を
導入します。
1月平日の予約については、
12月1日(月)10:00から受付予定です。
開催内容
オランダを代表する画家の一人、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853–90)。現代でこそ世界的に高い人気を誇り、唯一無二ともいえる存在感を放つ画家となりましたが、その人生は苦難の連続でした。しかし彼は困難に立ち向かい続け、諦めない強さ、そして癒しと安らぎを芸術に見出しました。
本展では、クレラー=ミュラー美術館が所蔵するコレクションから、《夜のカフェテラス》をはじめとする約60点の作品と、モネやルノワールなど、同時代の作品を展示。阪神・淡路大震災から30年の2025年に開催する第1期では、オランダ時代からパリ時代を経てアルルに至る画業前半を紹介し、誰もが知るファン・ゴッホになるまでを辿ります。そして2027年に開催する第2期では、《アルルの跳ね橋》などが来日し、アルルから晩年までの画業後半に迫ります。ファン・ゴッホの人生とともに歩む両期をあわせると、その作品数は約100点にのぼる規模となります。またクレラー=ミュラー美術館が所蔵する印象派のモネ、ルノワールらの油彩画も展示します。
神戸で開幕し、東日本大震災から15年を迎える福島、そして東京へと巡回する本展で、ファン・ゴッホの芸術、そして画家たちが新しい芸術の創出に熱意を注いだ時代の息吹をご体感ください。
Ⅰ. 大ゴッホ展 夜のカフェテラス
2025年9月20日(土)~2026年2月1日(日)
1888年9月16日頃、油彩/カンヴァス、80.7×65.3cm
クレラー=ミュラー美術館
©Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands.Photography by Rik Klein Gotink
1887年4-6月、油彩/厚紙、32.4×24cm
クレラー=ミュラー美術館
©Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands.Photography by Rik Klein Gotink
1887年夏、油彩/カンヴァス、45.5×56 cm
クレラー=ミュラー美術館
©Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands. Photography by Rik Klein Gotink
1887年4-6月、油彩/カンヴァス、30.8×39.7cm
クレラー=ミュラー美術館
©Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands. Photography by Rik Klein Gotink
1887年後半、油彩/カンヴァス、55×46cm
クレラー=ミュラー美術館
© Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands. Photography by Rik Klein Gotink【撮影についての注意事項】
・フラッシュ撮影、動画撮影はできません。
・自撮り棒、三脚を使っての撮影はできません。
・自撮りや記念撮影に類する行為はできません。
・譲り合っての鑑賞、撮影をお願いします。
・個人利用に限りSNSへのアップも可能!
・Flash photography and video recording are not permitted.
・Selfie sticks and tripods are not allowed for photography.
・Selfies and commemorative photos are not allowed.
・Please be considerate of others when viewing and taking photos.
・You can even post it on social media for personal use!
凪良ゆう本展オリジナルストーリー
「阪神・淡路大震災30年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス」開催にあたり、凪良ゆうさんがオリジナルストーリー「夏の終わり」「展覧会の猫」2篇を書き下ろし。
「夏の終わり」は以下バナーより、「展覧会の猫」は会場にてお読みいただけます。
【凪良ゆう(なぎら・ゆう)】
京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。直木賞候補、吉川英治文学新人賞候補などに選ばれた『汝、星のごとく』にて、23年に自身2度目となる本屋大賞を受賞。
クレラー=ミュラー美術館
©Kröller-Müller Museum/photo:Jannes Linders
©Kröller-Müller Museum/photo:Marjon Gemmeke
クレラー=ミュラー美術館
©Photo Archive Kröller-Müller Museumクレラー=ミュラー美術館は、オランダ・ヘルダーラント州のデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園内にある美術館。約90点の油彩画と約180点の素描などからなる、世界屈指のファン・ゴッホによる作品が収蔵・展示されています。
実業家のアントン・クレラー=ミュラーと、妻のヘレーネ・クレラー=ミュラーのコレクションを基に1938年に開設された美術館です。ヘレーネは、ファン・ゴッホが評価の途上にあった1908年からのおよそ20年間に、夫アントンの支えのもと、ファン・ゴッホの油彩画約90点と180点を超える素描・版画を収集しました。ヘレーネは作品がもたらす感動を多くの人々と分かちあうためにコレクションを公開、それがファン・ゴッホのゆるぎない評価につながっていきました。
クレラー=ミュラー美術館
ベンノ・テンペル館長よりメッセージ
ファン・ゴッホは革新的な芸術家です。フランス印象派の影響を受けた彼の作品は、人間の感情や苦しみを芸術で表現する新しい方法を見出しました。彼は困難に満ちた人生を送りましたが、芸術によって、問題に立ち向かい、継続する力を見出しました。今日、彼の芸術は多くの人々に癒しと喜びをもたらしています。本展は、次世代を担う子どもたちが、ファン・ゴッホの代表作を実際に目にすることで、芸術に親しみ、驚きや感動を味わう機会を提供します。さらに、このような機会を提供することで、神戸をはじめとする日本の人々に元気と勇気を届け、未来に向けてより輝くための原動力となることを目指します。
開催スケジュール
Ⅰ. 大ゴッホ展 夜のカフェテラス
日程
2025年9月20日(土)~2026年2月1日(日)
【土日祝日及び1月は予約優先制】
9:30~17:30(金曜と土曜は20:00)
※最終入場は各閉館30分前まで。
休館日:月曜日、12月30日(火)~1月1日(木・祝)
※ただし、月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館。
会場
神戸市立博物館
1888年3月、油彩/カンヴァス、54×64cm
クレラー=ミュラー美術館
©Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands.Photography by Rik Klein Gotink
next...
Ⅱ. 大ゴッホ展 アルルの跳ね橋
2027年2月6日(土)~5月30日(日)
神戸市立博物館
2027年6月19日(土) ~9月26日(日)
福島県立美術館
2027年10月~2028年1月
上野の森美術館
- 主催
- 神戸市立博物館 / 神戸新聞社 / 産経新聞社 / 関西テレビ放送 / 博報堂
- 後援

山陰中央テレビ / OHK岡山放送 / テレビ新広島 / テレビ愛媛 / 高知さんさんテレビ / テレビ西日本 / サンテレビジョン / ラジオ関西 / FM802 / FM COCOLO- 協賛
- 大和証券グループ / SCOグループ / 兵庫日産
- 特別協力
- クレラー=ミュラー美術館
- 協力
- KLMオランダ航空
- 企画
- ハタインターナショナル

本展は、政府による美術品補償制度の適用を受けています。
This exhibition is covered by the Japanese Act on the Indemnification of Damage to Works of Art in Exhibitions (Act No.17 of 2011)
お問い合わせ
チケット・ご予約お問い合わせ先 0570-08-9929(10:00~18:00)
受付対応期間 2025年6月1日(日)~2026年2月1日(日)
展示に関するお問い合わせ先(神戸市立博物館) 078-391-0035(開館時間中)
ショップ・グッズに関するお問い合わせ
support★tent-inc.co.jp(★を@に替えて送信してください)
