展示説明
最後の盗みに出て、今はだれもいない「大どろぼう」の家。
その邸宅内には、8つの部屋があります。
※画像はイメージです。実際の展示とは一部異なる場合がございます。
1.緑の回廊
江戸時代に浄瑠璃や歌舞伎などで演じられた伝説的な大どろぼう「石川五右衛門」、かのモナ・リザを盗んだ男として知られるイタリアの「ペルージャ」。ドイツの児童文学作品でコショウピストルを響かせる「ホッツェンプロッツ」、絵本でお馴染みの「すてきな三にんぐみ」。ラテン語で泥棒の異名をもつ恐竜「ラプトル」まで。これらの絵は大どろぼうから依頼をうけて描かれました。ユーモアたっぷりの古今東西の大どろぼうの肖像画が15点、回廊を飾ります。
さらに回廊には、2020年5月の京都市京セラ美術館リニューアルオープン以来、玄関から消えていたロダンの彫刻が…!この家に住む大どろぼうが自慢げに飾っています。
1880年 京都市美術館蔵
2.青の応接間
大真面目な大どろぼうは、建物や鍵の構造、警備システムの抜け道、身体の可能性など、様々なことを本から学びました。応接間の本棚には蔵書がずらりと並び、変装道具も飾られます。目を凝らせば、大どろぼうが引退を決めた理由にも気づくかもしれません。
3.赤の隠し部屋
3世代のどろぼうが集めた、ありとあらゆるコレクションがずらりと並びます。グッズや絵本には懐かしい泥棒達の顔ぶれが…。コレクションから、3世代の大どろぼうの年齢がわかるかもしれません。
4.銀の庭
宇宙にあこがれていたロマンチストの大どろぼうが、谷川俊太郎の訃報を聞き、宇宙や星をめぐる15の詩を盗み出し、庭を飾りました。谷川俊太郎の詩の朗読と音で構成するインスタレーションです。
さらに京都展では、どろぼうが詩を盗み出した時に撮影した谷川俊太郎の自宅写真や、生前演奏していたカリンバを展示します。
5.白の小部屋
アート好きなどろぼうは、さくらももこのイラスト、加藤久仁生のがまくんとかえるくんのアニメーションのイラストなど、人気作家の作品を展覧会から盗み出したようです。
どろぼうはなんと京都市京セラ美術館の収蔵庫にも入ったようです。普段は美術館で展示されていない、
ゴヤやルノワールの秘蔵コレクションがこの部屋の壁一面を飾ります。
1799年初版 1878刊 京都市美術館蔵
1919年 京都市美術館蔵
6.黒の壁
みなさんは自分の家で靴下が片方だけなくなった経験はありますか?
心当たりのある方、この壁をよく見てみてください。
もしかしたら、あなたの靴下が見つかるかもしれません。どうして黒なのでしょうか?どうして片方だけを盗んだのでしょうか?
大どろぼうが何に使ったのかを想像してみてください。
7.トリコロールの廊下
引退を決めた大どろぼう。後継者を育てるための絵本を作ろうと考え、著名な絵本作家を盗み出すことにしました。
ヨシタケシンスケさんに白羽の矢を立てた大どろぼうは見事にヨシタケさんを盗み出し、「どろぼうを育てる絵本」を描く指令を出します。展覧会では、大どろぼうのコレクションのひとつになった、絵本の原画を展示します。
また、どろぼうになりきれるフォトスポットもあります。どろぼうに見つからないよう、こっそりと撮影を…。
8.光の蔵
大どろぼうの家の一番奥にある「光の蔵」には、大どろぼうの偏愛品やガラクタが大切に展示されています。いつの間にか身の回りからいなくなっている、あんなものやこんなものが、この部屋にはたくさんあります。中には野性爆弾・くっきーさんら芸人さんのネタに必要な小道具まで…!?
そして、出口には赤外線が張り巡らされています。引っかかれば大きな音が鳴り、外出中の大どろぼうが帰ってきてしまうかもしれません!果たして、来場者は大どろぼうに気づかれずに脱出することはできるのでしょうか?
そして、見事脱出できた方には、大どろぼうから「秘密のメッセージ」が…!一体、どんなメッセージなのか?それは成功者のみ聞くことができます。
- 主催
- 関西テレビ放送 / 京都新聞 / 京都市
- 企画協力
- ブルーシープ
お問い合わせ
京都市京セラ美術館
075-771-4334