公演内容
ミュージカル『ジキル&ハイド』、新演出版で再演決定!
柿澤勇人、闇の境地へ×佐藤隆紀、狂気覚醒!
2001年の日本初演以来、鹿賀丈史、石丸幹二という名優が刻んできた『ジキル&ハイド』の系譜。23年にこのバトンを継いだ柿澤勇人は、人間の内に潜む闇を暴き出す鋭い芝居と爆発的なエネルギーを見せ、この演技で第31回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した。今回はさらなる闇の境地に挑み、観客を魅了する。
そして、ボーカルグループ「LE VELVETS」のメンバーとして活動し、『レ・ミゼラブル』ジャン・バルジャン役など、圧倒的な歌唱力でミュージカル界を牽引する俳優の一人となった佐藤隆紀が、新たにミュージカル界屈指の難役に挑む。
最高のキャスト・スタッフが集結して生み出す、哀しくも美しいミュージカル『ジキル&ハイド』、新演出版として紡がれる物語に乞うご期待。
ストーリー
19世紀のロンドン。
医師であり科学者であるヘンリー・ジキル(柿澤勇人/佐藤隆紀)は、「人間の善と悪の両極端の性格を分離できれば、人間のあらゆる悪を制御し、最終的には消し去ることが出来る」という仮説のもとに研究を重ね、作り上げた薬を生きた人間で試す段階にまで到達した。
ジキルは病院の理事会で人体実験の承諾を得ようとするが、彼らはこれを神への冒涜だと拒絶。ジキルの婚約者エマ(Dream Ami/唯月ふうか)の父親で理事会の議長でもあるダンヴァース卿(栗原英雄)のとりなしもむなしく、秘書官のストライド(章平)の思惑も絡み、理事会はジキルの要請を却下した。ジキルはその夜に開かれたエマとの婚約パーティーで、親友の弁護士アターソン(竪山隼太)に理事会の連中は全員偽善者だと怒りをぶつける。
アターソンはジキルを連れて上流階級の社交場から抜け出し、たどり着いたのは場末の売春宿「どん底」。男どもの歓声の中から、現れたのは娼婦 ルーシー(真彩希帆/和希そら)。「(私を)自分で試してみれば?」というルーシーの言葉に天明を受けたジキルは、研究室に籠り、薬の調合を始める。きらめく調合液をひとり乾杯して飲み干すジキル。そして全身を貫く激しい痛みが襲い、苦痛に悶えるジキル。腰が曲がり、声はかすれ、まるで獣のよう。この反応は一体何なのか!そして、とうとうジキルの中に眠っていたもう一つの人格 エドワード・ハイドが解き放たれる。
時を同じくして街では次々とむごたらしい殺人が起こる。謎に満ちた恐怖の連続殺人事件にロンドン中が凍りつく。果たしてこれはハイドの暴走なのか。エマや執事 プール(佐藤 誓)の心配をよそに研究に没頭していくジキル。
ひとつの体に宿った二つの魂“ジキル”と“ハイド”の闘いは、破滅へ向けて驚くべき速さで突き進んで行く…。
キャスト&スタッフ
キャスト
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド:柿澤勇人 佐藤隆紀(LE VELVETS)(Wキャスト)
ルーシー・ハリス:真彩希帆 和希そら(Wキャスト)
エマ・カルー:Dream Ami 唯月ふうか(Wキャスト)
ジョン・アターソン:竪山隼太
サイモン・ストライド:章平
執事 プール:佐藤 誓
ダンヴァース・カルー卿:栗原英雄
ほか
スタッフ
原作:R.L.スティーヴンソン
音楽:フランク・ワイルドホーン
脚本・詞:レスリー・ブリカッス
演出:山田和也
上演台本・詞:髙平哲郎
公演スケジュール
日程
2026年4月3日(金)~6日(月)
| 4/3 (金) |
4/4 (土) |
4/5 (日) |
4/6 (月) |
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18:00●
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12:00☆
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12:00■
17:00□
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12:00◆
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〈出演スケジュール〉
●=ヘンリー/ジキル:柿澤勇人、ルーシー:和希そら、エマ:唯月ふうか
☆=ヘンリー/ジキル:柿澤勇人、ルーシー:真彩希帆、エマ:Dream Ami
■=ヘンリー/ジキル:佐藤隆紀、ルーシー:和希そら、エマ:Dream Ami
□=ヘンリー/ジキル:柿澤勇人、ルーシー:真彩希帆、エマ:唯月ふうか
◆=ヘンリー/ジキル:佐藤隆紀、ルーシー:真彩希帆、エマ:Dream Ami
会場
梅田芸術劇場メインホール
- 主催
- 梅田芸術劇場 / 関西テレビ放送
- 企画製作
- 東宝 / ホリプロ