湯川(沢村一樹)がまさかの殺人犯!?リーダー不在の湯川班は分裂の危機に!
2023.12.11
湯川(沢村一樹)がまさかの殺人犯!?リーダー不在の湯川班は分裂の危機に!
そして、今夜放送の第9話では、遺体の第一発見者となった湯川(沢村一樹)が、殺人の容疑をかけられる。 納得がいかない湯川班は、捜査からあっさり外され、さらに、互いの思いがぶつかり険悪なムードに。その頃、円は、経費20%削減を達成したにも関わらず、榊山官房長(福井晶一)から万町署が予定通り統廃合されると告げられ…。一方、警察の監視下を抜け出し、脅迫者Xについて独自に調べを進める湯川。円も同じく、Xの正体について捜査を進めると、1億円が盗み出された日に、署内で怪しい動きをしていた人物を見つける。
また、分裂の危機に見舞われる湯川班のゆくえも見どころのひとつであり、リーダーの湯川がいないことで、ひとりひとりのこれまでとは違う一面が見えてくる第9話。そんな湯川班のメンバーである、大竹浩介役・JP、月村久役・前田拳太郎、中西翔役・徳重聡からコメントが届いた。
JPコメント
ここまで大竹浩介を演じてきていかがですか?
何回も染め直して、ようやく色が入ってきたような。ジーパンで言ったら、新品を買って、何回もはいて、ちょっといい味が出てきた、みたいな感じですかね。ジーパンが若干柔らかくなったような、そんな気が自分の中ではしますね。
演じる上で、意識していることは?
大竹は、嫌みを言ったりネガティブだったり、少し陰湿なところがあるけれども、しっかり芯には愛と信念がある人なので、そこをうまく出すのが難しいと思いつつ、注意して演じていますね。やっぱり、ものまね芸人という見方もあって、「誰かのモノマネしないの?」と…。そういうのは今回、ゼロで来ているので、ふざけすぎない。お芝居の中での“ふざける”っていうのはもう少しやらなきゃいけないんですけど、その中でも大竹のボーダーがあるので、バランスを心がけています。
クライマックスに向けて、大竹の注目してほしいポイントは?
物理的に言うと、大竹は全話の中で9話が1番しゃべっています(笑)。湯川班の中で、衝突があるんですよね。それは、大竹としては、湯川班を愛しているが故にやっぱり悲しいわけですよ。でも、その悲しさを表現しない。そんな中で、あれだけ感情を表にいっさい出さない、いつもどこかで俯瞰(ふかん)で見ている大竹が、初めてこの9話で言葉や態度で気持ちを表すシーンがあります。大竹史上最大の見せ場がありますので、そこをぜひ見ていただきたいです!
最近の撮影現場でのエピソードを教えてください。
橋本さんの、僕に対しての当たりが強くなってきたよね(笑)。でも、本番でミスした時に「本当もうマジありえないんだけど!(笑)」って言って、パッと笑いに変えくださり、たくさん助けていただいています。最近は、徳重さんにもたくさんいじられていて、「アンタ」って呼ばれています(笑)。食道楽の方で、よくオススメのお店を教えてくださるのですが、最近は「アンタはいいでしょう、ギャグとかがあるから。私は求められてもね、俳優だから持ちネタないんですよ」って言われました(笑)。そんな僕たちを見て、沢村さんからも「あれ?2人めっちゃ仲いいね」っていじられて(笑)。本当にびっくりするぐらい和気あいあいとさせていただいていますね。ただ、撮影が始まると皆さんガッと締めるので、その温度差についていくのが…毎回ハラハラしています(笑)
9話の見どころとメッセージをお願いします!
脅迫者Xについて、グッと進んでいきます。各々のキャラクターの陰と陽が描かれていて、大竹含めこれまでと違う一面を見せています。1人3役やっているくらい、表情や心情が変わるシーンがめじろ押しなので、そのあたりを見ていただきたいなと思います。放送後は、ぜひ僕のX(旧twitter)、そして『トクメイ!』のSNSに“いいね”押していただいて、「#よくやったJP!」を付けて感想を書いていただければと思います!脅迫者Xが誰なのかは、9、10、11話を見ないと分かりませんので、ぜひ最後まで見ていただければと思います。
前田拳太郎コメント
ここまで月村 久を演じてきていかがですか?
先輩たちに囲まれて、すごくかわいがってもらいながら仕事をしている月村と同じように、僕も役者の先輩たちに囲まれて、先輩たちといろいろお話しさせてもらいながらやっていて。すごく月村と状況が似ているので、皆さんのおかげでやりやすく演じさせていただいています。
演じる上で、意識していることは?
新人刑事なので、まだ慣れていない感じや、後輩感などは、どんどん出していかないと、と思っています。あと、新人だからこそ誰よりも“成長”が見えると思うので、少しずつ成長していく月村を演じられればいいなと思いながらやっています。
クライマックスに向けて、月村の注目してほしいポイントは?
これまでは、あまり自分の思いを誰かにぶつけるっていうことがなかったんですけど、9話では、ちゃんと自分の考えを持って行動しています。1番成長が見える回だと思うので、そこに注目して見ていただけるとうれしいです。
最近の撮影現場でのエピソードを教えてください。
最近は、沢村さんが特にイジってくれるようになって、僕が何か言うと、ことあるごとに「だからモテないんだよ」「だから友達いないんだよ」と冗談を言われて、月村みたいなキャラにされています(笑)。あと、僕がすごくビビリなので、橋本さんが急に「ワッ!」って驚かしてきたり、先輩たちから月村みたいにいじられています(笑)。でも、そのおかげでより距離も縮まっていいかなと思っています(笑)。
9話の見どころとメッセージをお願いします!
8話、9話あたりからまた新しい展開になってきていて、湯川班の結束などがさらに見えてくると思います。あと、1話からずっと伏線が張られている脅迫者Xについても、どんどん明かされてくるので、皆さんぜひお楽しみに!
徳重 聡コメント
ここまで中西 翔を演じてきていかがですか?
自分の中での中西を演じる上で、台本を読んだ時点では、“冗談”なのか“本気”なのか分からないギリギリの線の人。でも、さらに読み込み、“本気”が若干上回っている、という設定で入りました。2話くらいまではそれでまかり通っていたけど、3話くらいから“冗談、本気、冗談”、4話は“冗談、本気、冗談、冗談”と、だんだん“冗談”の数が増えていく一方で。ようやく9話で、私が願っていた、中西のちょっといいところをお見せできるかと思います。でも、今までよりはマシなだけで、 「すごくかっこいいじゃん!」っていうわけではないですけれど…(笑)。あと、湯川さんと1番付き合いが長く、その関係性もご覧になっていただけたら、私は幸せです。
演じる上で、意識していることは?
いかにポンコツでいるか、いかにいじられるか、ということを意識しています。かっこつける部分は1つもないという思いで、中西自身はかっこつけているシーンですらかっこよくなったらいかんと思ってやっていました。
撮影現場でのエピソードを教えてください。ちなみに、徳重さんがよくグルメの話をしてくださると、JPさんからお伺いしました。
ちょっとした中空きがみんなそれぞれあったりするので、ラーメン屋やとんかつ屋、うなぎ屋さんなど、スタジオ近辺のおいしいお店について話していますね。しかも、オススメしたお店に結構行ってくれていて、うれしいですね。JPさんは、「ここ行ってきましたよ!」って報告してくれるので、「とんかつ屋ではヒレを食べましたか?(徳重)」「食べました(JP)」「(おみそ汁は)豆腐となめこはダブルにしましたか?(徳重)」「あ、なめこだけにしちゃいました(JP)」「ダブルって言いましたよね?(徳重)」っていう話をしています(笑)。あと、最近は、「(撮影も)あと何回かな」なんて数え始めるという、ちょっと寂しい感じの空気が流れ始めましたね。
9話の見どころとメッセージをお願いします!
湯川さんが停職になって、まさかの湯川班の班長がいないことで、今までの回とは違う、それぞれの面々の良きところが見えてきますし、そこから前進して、結束していきます。あとは、やっぱり脅迫者Xの正体ですよね。ラストの9、10、11話は、怒とうのスピードで進んでいくので、楽しんでもらえたらと思っています!