<速報>制作発表会見リポート

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2023.10.13

<速報>制作発表会見リポート

沢村一樹 松本まりか 橋本環奈
来週10月16日(月)に初回放送を迎える本作の制作発表会見が、本日13日(金)に東京都内で行われた。
主人公の一円(はじめ・まどか)を演じる橋本環奈は、「円は経費削減の特命を帯びた特別会計係ですが、事件解決にからんでいきます。これは今までの警察ドラマにない角度からの展開です。突き進むまじめさと、あまりの不運に翻弄(ほんろう)される様子は、見ていてかわいそうになるかもしれませんが、そこも含めて多面的な魅力をたくさんお届けしたいです!」と本作への意気込みを語った。
円に目の敵にされる湯川哲郎を演じる沢村一樹は、「一言でいえば、昭和のおじさん刑事。ちょっと乱暴なシーンもあるのでSNSでバズっちゃうかも…。ぜひ話題にしてください」と自身の役どころについて語った。
バツイチのシングルマザーで武闘派の藤堂さゆりを演じる松本まりかは、「武闘派の藤堂です。一言でいいますと、現場が楽しい!初日から楽しくて、この現場の楽しさがそのままドラマのおもしろさになると思います」と撮影の裏側を明かした。強行犯係の頭脳派、大竹浩介を演じるJPが、「ものまね芸人の芸人マインドをいったん置いて、役者の新しい扉を開けたいと思います」とまじめにコメントすると、佐藤に突っ込まれる一幕も。新人刑事の月村久を演じる前田拳太郎は、「月村は、一番後輩で下っ端。署内でいじられる愛されキャラなので、見ているみなさんにも愛されるようになりたいです。ドラマを見ていっぱい笑ってください」と語った。結婚を夢見る中西翔を演じる徳重聡は、「役設定に納得いっていないのですが、とにかくポンコツな中西です。ほかのキャストもポンコツなところはあるのですが、補って余りある長所や優秀さがあるのに、僕だけそれがないんです」と笑いを誘った。万町署警務課の課長、須賀安吾を演じる佐藤二朗は、「私の役者人生にかつてないほど優秀な人物です。警察学校を首席で卒業し、射撃の腕前も抜群。ぜひそこを見てほしいです」と語った。
沢村一樹
松本まりか
続いて橋本が、「警察ドラマには過去から数々の名作がありますが、ここまでお金にまつわる警察ドラマは異色。絶対におもしろくなりそう」と直感したと話すと、佐藤も「本当にそれ!お金にフォーカスする警察モノってまさしくオリジナリティー。注目ですよ」とアピールした。
沢村も「脚本がおもしろいんです。特に伏線の張り方が上手で、話をまたいで回収したりもする。中西(徳重)のポンコツぶりも話を重ねるごとの丁寧さで(笑)」とボールを投げると、徳重が「役ではいじられますが、現場ではいじられていません!」と語り、橋本も「そう!めちゃくちゃギャップ。こんな徳重さんは見たことがないです!」とそのチームワークをアピールした。
徳重聡
前田拳太郎 沢村一樹 松本まりか
「ご自身が”これを削減した”というエピソードがあれば教えてください」との質問に、松本が「使い捨てボールペンをやめて万年筆に、プラスチックをやめてガラスの器にしました。高価だけど一生大事に使えて結果は経費削減。使う自分もアガるし、経済も回すし、幸せな削減です」とコメント。これには、登壇者が全員一致で賛成した。
佐藤二朗 徳重聡
JP
橋本が、「みんなスタジオの前室にずっといて、ぜんぜん自分の控室には帰らないです」というほど、楽しい撮影現場なようで、JPは、「テレビの向こう側の方々にお会いしているので緊張しましたが、今では橋本さんから“JP”呼びされています」と暴露。すると前田も便乗して、「下っ端なので現場ではJPさんの肩もみ、靴磨きを…」と冗談を言い、会場の笑いを誘った。
佐藤二朗
前田拳太郎
最後に橋本が、「第1話では“1円玉が1枚なくなる”ことに円が着目して事件解決に挑んでいきます。普通なら誰も気にしない1円玉にこだわる円がどう絡んでいくのか、そしてどんな真相が現れるのか、笑って楽しめるドラマなので、ぜひご家族みんなでご覧ください!」と締めくくった。