前代未聞!J監督が自転車でスタジアム入り!?名将・松木安太郎が破天荒エピソードを披露
2025.10.17(金)
前代未聞!J監督が自転車でスタジアム入り!?名将・松木安太郎が破天荒エピソードを披露
ミスターセレッソ・森島寛晃を無理やりキャプテンに
番組にVTR出演した森島氏は、当時はキャプテンの経験がなかったこともあり、就任の依頼を断りましたが、その後チームの始動日に練習に参加すると、勝手にキャプテンにされていたエピソードを披露しました。
しかし、キャプテンを務めたことから責任感が芽生え、自己最多となる18得点を記録。その年に行われたフランスワールドカップで日本代表に選出されるほど飛躍のきっかけになったと語りました。
松木氏は森島氏のことを「腰の低い選手だったから、そこが変わったらもっとチームを引っ張ってくれる、そんなタイプの選手」と話し、森島氏の潜在能力の高さを当時から見抜いていたそうです。
歴史的勝利の裏で…自転車に乗ってスタジアム入り
しかし、その裏ではある事件が。
試合前、スタジアムに向かうバスが道を間違え、遅れてしまうというアクシデントに見舞われました。試合前に行われる監督会議に時間通り向かうために、松木氏はスタッフに「自転車でスタジアム入ってくれ」と言われたそうで、急遽自転車でスタジアムへ。アクシデントにも負けず、歴史的勝利に繋げたのでした。
岐阜の工場で助っ人外国籍選手を獲得
目を付けた選手が、のちにワールドカップ出場
その時はチームの意向で獲得を見送りましたが、フィッシュ氏は後に2010年南アフリカワールドカップで母国のキャプテンを務めるなど、世界的な選手に成長。
松木氏は「あの時、獲得できていたらすごいことになっていた」と当時を懐かしんだ。
また、破天荒な行動の裏では、自身が監督を辞任しても連れてきたコーチやスタッフは最後までクラブに残れるような契約を結んでいたというように、仲間想いのエピソードも披露しました。

