「優勝はこのクラブ」元日本代表・安田理大氏がJ1大混戦の行方を徹底予想!

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2025.10.09(木)

「優勝はこのクラブ」元日本代表・安田理大氏がJ1大混戦の行方を徹底予想!
J1リーグも残すところあと5試合。現在鹿島アントラーズが勝ち点65で首位に立つ。それを勝ち点60で京都サンガ(2位)、柏レイソル(3位)、ヴィッセル神戸(4位)が追う大混戦だが、優勝を手にするのはどのクラブなのか?ガンバ大阪などで活躍した元日本代表・安田理大氏(37)が優勝の行方を予想した。
昨季17位から大躍進の柏!安田理大氏が明かす「適材補強」と指揮官の手腕
去年17位の柏が3位。14位の京都が2位に入るなど、シーズン前には「予想できなかった」と波乱のシーズンだが、その中で3位に食い込むのは柏レイソルと予想した。その理由として今季から就任したリカルド・ロドリゲス監督の存在を挙げた。状況に応じてポジションを変える攻撃的なスタイルが持ち味だが「やりたいサッカーに合ったスタイルの選手をいっぱい獲得できた」ことが大きな要因であると話した。

また、2位京都のエース、ラファエル・エリアスが9月28日のセレッソ大阪との試合で負傷退場したことで「柏が最後まくってくる」と予想した。
“ウイニングメンタリティー”は本物か?レジェンドコーチ陣が支える鹿島の強み
2位に挙げたのは鹿島アントラーズ。J1で唯一3連覇を成し遂げたクラブだが、当時選手だった、柳沢敦、小笠原満男、曽ヶ端準がコーチにいることで“ウイニングメンタリティー(勝者の考え)”が浸透していると解説した。

9月20日の浦和レッズ戦では、鈴木優磨の決勝ゴールで首位奪還した鹿島。ところが、この試合後に鈴木は「情けないゲーム。これでは優勝できない。『やってやる』『ボールをよこせ』という選手が出てこないとチームは成長しない」と危機感をあらわにした。この姿勢に安田氏は「もっと厳しさを出して頑張っていくというメッセージ」だと捉え、「だから(優勝に挙げるべきか)迷っている」と胸の内を明かした。
し烈なJ1優勝争い最終決着!安田理大氏が断言「神戸にチャンスあり」
そんな中、優勝を予想したのは3連覇を目指すヴィッセル神戸。昨季2人で24得点、16アシストを決めた大迫勇也と武藤嘉紀のダブルエースがけがから復帰した。「後半戦の佳境に2大エースが戻ってくるのは心強い」と3連覇に向け追い風となっていることを理由に挙げた。現在勝ち点差は5だが、今月17日に地元神戸で鹿島アントラーズとの直接対決がある。「サポーターの後押しで神戸が勝てばチャンスあり!」と力説した。

し烈を極めるJ1優勝争い!果たして安田氏の予想はいかに?最後まで目が離せない戦いは続く。

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