【松木安太郎が斬るJ1優勝争い】京都・神戸に授ける“優勝への金言”初代王者を知る男が語る「大混戦」を制するカギ!

2025.09.11(木)

【松木安太郎が斬るJ1優勝争い】京都・神戸に授ける“優勝への金言”初代王者を知る男が語る「大混戦」を制するカギ!
首位・京都サンガF.C.が初の栄冠をつかむのか?ヴィッセル神戸が史上2チーム目の3連覇を達成するのか?Jリーグ史上まれにみる大混戦を抜け出すのはどのチームなのか?

Jリーグ元年(1993年)にヴェルディ川崎を率いて初代優勝監督となり、さらに連覇も成し遂げた松木安太郎氏(67)が優勝へのカギを語った。
J1リーグ 上位は勝ち点4以内に6チーム!
勝ち点4の中に6チームがひしめき合うJ1リーグ(9月10日現在)に「まったく予想できない」としながらも、去年14位の京都が1位。17位の柏が2位という現状が「今のJリーグを面白くしている」と終盤の優勝争いに期待を寄せた。
首位を走る京都サンガF.C.に潜む落とし穴?
首位・京都をけん引するのがリーグ1位の15得点を挙げるラファエル・エリアスだ。しかし、優勝争いが激化する終盤は「得点力のある選手は、かなりマークされる」と語る。京都の優勝は「エリアス以外の選手が得点機に顔を出せること。そういうチームでないと上位に行けない」と分析した。それだけに、FW原大智の活躍や、ケガのマルコ・トゥーリオの復帰がカギを握ることになりそうだ。
J1最終節で京都と直接対決!神戸に指南する松木氏の大胆戦略
現在勝点1差の3位。3連覇を目指す神戸は「難しいと思う」と松木氏。ヴェルディ川崎1年目は三浦知良、武田修宏、ラモス瑠偉ら、豊富なタレントがそろっており「チームが良かったから優勝でした」というが、「2年目は(マークもされるし)厳しい」と自身の連覇の経験をもとに率直な意見を述べた。そんな神戸の今後の戦い方については、最終節(12月6日)に京都との直接対決を控えるため「神戸は最終戦まで追い越さなくていい」と持論を展開した。
優勝監督だけが知る優勝への哲学
そんな混戦を抜け出すために必要な優勝へのカギとなるのは
「“雑音”をシャットアウトすること」

メディアの取材攻勢などによって、優勝前に周囲がざわつく環境をいかにシャットアウトできるか?チームのためにも、うまくメディアとも付き合うことが重要と、連覇を経験した監督ならではの視点で語った。

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