「歩くGoogle!?」「ライティ!?」 ジーニアス柿谷曜一朗が選ぶ引退試合「柿谷イレブン」の個性豊かな面々とは?

2025.09.04(木)

「歩くGoogle!?」「ライティ!?」 ジーニアス柿谷曜一朗が選ぶ引退試合「柿谷イレブン」の個性豊かな面々とは?
芸術的なバックヒールゴールなど、天才的なプレーの数々を生み出し「ジーニアス」と呼ばれファンから愛された柿谷曜一朗氏(35)。今年1月に引退を表明し、12月14日には自身が育ったセレッソ大阪のホームグラウンド「ヨドコウ桜スタジアム」で引退試合を行うことも決定した。そのラストマッチは、どんなメンバーで臨みたいのか?柿谷曜一朗氏が選ぶベストイレブン「柿谷イレブン」を語った。<GK/DF編>
GKには「歩くGoogle」 柿谷氏も感謝の“情報通”の先輩
GK 丹野研太(39・元セレッソ大阪 ※現栃木SC)

丹野研太はセレッソ大阪で13シーズンにわたってプレー。現在ものJ3栃木SCで現役を続けるベテランを選出した。寮で隣の部屋だった丹野は、練習場への送り迎えもしてくれた良き先輩。

「情報が全て(頭に)詰まっています」

相手選手のシュートコースはもちろん、昨今の事件やその日の天気などインプットしている情報は多岐にわたる。柿谷氏が「ジーニアス」の異名をとるなら、丹野は「歩くGoogle」という異名をとっていたと披露した。
MCも思わずツッコミ!柿谷曜一朗が選ぶGK・DFは「全員セレッソ大阪」 その理由とは?
DF 酒本憲幸(40・元セレッソ大阪)

DF 丸橋祐介(35・元セレッソ大阪)

DF 山下達也(37・元セレッソ大阪)

DF 藤本康太(39・元セレッソ大阪)

ここまで発表が終わると、関西テレビ「水曜はJ!」MCをつとめるジョックロックが「全員セレッソ大阪の選手ですが…」と突っこむ場面も。「僕の引退試合をするならば、お世話になった人に出てもらいたい。僕が活躍できたのは、このメンバーがいたおかげで、自身は一つもディフェンスをせずに、僕の分まで頑張ってくれた人たち」と笑わせた。
サッカー界の常識を覆す!?酒本憲幸の「ライティ」エピソードを暴露
柿谷氏とともにルヴァン杯優勝を経験した右サイドバックの酒本憲幸は、高校卒業後から16シーズンセレッソ大阪に在籍したレジェンドプレーヤーだ。酒本のプレースタイルは柿谷氏にとって強烈なインパクトを残したという。サッカーで左利きの選手は「レフティ」と呼ばれるが「シャケさん(酒本)は『ライティ』という言葉を作った人」と告白した。

「右利きの人は左足でもプレーできないと、というのがあったんですけど、酒本さんはかたくなに(左足を)使わなかった。使えなかった」と暴露した。これには、大分トリニータのアカデミー出身のジョックロック・ゆうじろーも「ライティは初めて聞きました」と驚きの表情を浮かべた。

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