京都・首位の立役者エリアス「日本での成功の秘訣は…」規格外の助っ人たち
2025.08.30(土)
京都・首位の立役者エリアス「日本での成功の秘訣は…」規格外の助っ人たち
シーズン途中にケガでの離脱もありながら、得点ランキング2位(13得点)につけるストライカーは、日本での成功の秘訣について「早く日本のサッカーや自分のチームのやり方を理解すること。常に勉強し、考えながら練習している」と話す。愛する家族の名前の頭文字「M」をかたどったゴールパフォーマンスに象徴されるように、来日中の家族の支えが大きな力になっていることも明かした。
J1得点ランキング上位にはエリアスほか外国籍選手がズラリ
今シーズンに限らず、Jリーグの歴史を振り返ると、多くの外国籍選手たちが日本サッカー界に衝撃を与えてきた。
元ヴィッセル神戸DFの近藤岳登氏が、現役時代に対戦した外国籍選手たちについて語った。
闘莉王、ジュニーニョ、フッキ。高さ、速さ、強さが規格外の男たち
身長が174cmの近藤がコーナーキックでマッチアップした際に、「会心のジャンプで『これはいける!』と思ったら、目の前に闘莉王選手の膝があった」と、その驚異的な跳躍力に脱帽。あまりの高さに「Jリーグでのヘディング勝利をあきらめました」と語った。
続いては、元川崎フロンターレのジュニーニョ。快足ストライカーについては「動きが速すぎて見えなくなる」と表現。マッチアップしても、中村憲剛氏のような名パサーが顔を上げた瞬間にはもう姿はなく、気づけばゴールを決められていたという。「僕はスピードで勝負するのをやめました」と、またしても自身の武器を封印させられた過去を明かした。
そして3人目は、元東京ヴェルディのフッキ。”超人”の異名を持つFWの「とんでもないフィジカル」に衝撃を受けたといい、「何をしても倒れない」と述懐。この3選手との対戦を通じて、高さ、速さ、強さのすべてを諦めた結果、「残ったのは話術だけ」と自虐的に語った。
イニエスタの驚きのパス精度
Jリーグ開幕から30年以上、数々の助っ人外国人がファンを魅了し、多くのドラマを生み出してきた。彼らの規格外のプレーや日本サッカーに馴染もうとする努力が、Jリーグのレベルを押し上げてきたことは間違いない。

