柿谷曜一朗が明かす「最も言われたかった言葉」 森島寛晃からの金言と背番号8継承の重み

2025.08.14(木)

柿谷曜一朗が明かす「最も言われたかった言葉」
森島寛晃からの金言と背番号8継承の重み
「最も言われたかった言葉を、最も言われたい人に言われた!」
元セレッソ大阪の柿谷曜一朗氏が、森島寛晃氏(現セレッソ大阪会長)に言われた忘れられない一言だ。

「真のミスターセレッソと言えば誰?」をテーマに柿谷氏が、共に戦った仲間たちとの知られざるエピソードを語り尽くした。
260人を超すサポーターアンケートから選出したミスターセレッソ。
「(自分は)1位、2位くらいじゃないとおかしい」と、柿谷氏は自信をのぞかせていたが、果たして結果は?
3位 桜の守護神 キム ジンヒョン(2009年—現在)
J1出場はなんと414試合(8月13日現在)。セレッソ大阪では歴代最多出場。さらにJリーグの外国籍の選手としても最多試合出場を誇る守護神・キムジンヒョンが28票を集めた。
精度の高いパスで柿谷氏のゴールをアシストしたこともあるキムジンヒョン。柿谷氏は、ゴールキックを蹴る前のアイコンタクトでタイミングを合わせ、ディフェンスに気づかれない戦術でゴールを奪っていたという秘話を語った。
2位 世界のKAGAWA 香川真司(2007年—2010年 2023年—現在)
柿谷氏いわく「自分にとってはなくてはならない存在」という、香川真司が80票で2位にランクインした。日本代表でも背番号10を背負い、海外でも実績を残した香川は、今も第一線で活躍を続けています。
現役時代、挫折も経験した柿谷氏にとって「香川の存在があるからもう一度頑張れたし、常に刺激を与えてくれた」と特別な存在であることを告白。36歳の今も現役の「生ける伝説・香川真司」には「誰よりも応援している」とエールを送った。
1位 ミスターセレッソ 森島寛晃(1994年—2008年)
セレッソ大阪一筋。チーム歴代最多の通算94得点を挙げた森島寛晃がダントツの108票を集め1位となった。森島が背負った背番号8はチームのエースナンバーと呼ばれるきっかけともなった。
森島—香川—清武—柿谷と受け継がれる背番号8
2012年に背番号8を背負っていた清武弘嗣が海外に移籍。当時柿谷氏も海外移籍のオファーもあったが、森島氏(当時アンバサダー)の自宅に招待され「待ってくれ。8番をつけてからでも遅くないんじゃないか」と言われたという。誰よりも背番号8の重みを知る柿谷氏は「森島さんから言われると断る理由はない」
このとき「最も言われたかった言葉を、最も言われたかった人に言われた」と、当時の背番号8を身につけたエピソードを振り返った。

26票で3位に2票差。惜しくも4位に終わった柿谷氏だが「8番をつけるからこそミスターセレッソ。となると僕は2位でいいんじゃない?」と負け惜しみを言って笑った。

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