カンテレと阪急阪神グループ施設をピンクライトアップ ~いじめ撲滅「ピンクシャツデー運動」に賛同~

カンテレと阪急阪神グループ施設をピンクライトアップ ~いじめ撲滅「ピンクシャツデー運動」に賛同~

関西テレビは、いじめ撲滅を訴える「ピンクシャツデー運動」にちなみ、2月20日(月)から26日(日)の夜間、本社社屋をピンクにライトアップします。また、当社の呼びかけに賛同いただいた阪急阪神不動産株式会社が管理運営する「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」のトップライト部分、「阪急グランドビル」のエントランス部分も同期間ピンクにライトアップされます。
カンテレと阪急阪神グループ施設をピンクライトアップ
「ピンクシャツデー運動」は、カナダのハイスクールでの学生2人の行動から始まりました。2007年、ピンクのシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられ、暴行を受けた事を知った上級生2人が、在校生たちにいじめ反対の意思表示として「明日一緒にピンクシャツを着よう」と呼びかけたところ、呼びかけた人数よりはるかに多くの生徒がピンクのシャツや小物を身に着けて登校し、それ以来この学校でのいじめは鎮静化しました。この行動が由来し、現在カナダでは毎年2月の最終水曜日を「ピンクシャツデー」としています。(今年は2月22日)
「ピンクシャツデーの始まり」
https://pink-shirt-day.com/story/

カナダではトルドー首相も家族全員がピンクのシャツを着てSNSにアップするなど、運動はカナダ全土に広がり、この一連の出来事はメディア等を通じて各国で紹介され、全世界に広がる運動となっています。

関西テレビでは22年3月7日の夕方ニュース番組「報道ランナー」で、滋賀県立虎姫高校の生徒たちがこの運動を広めようとコロナ撲滅の意味も込めて、「ピンクのマスク」を学校のみならず、街全体に配布する活動を取材し、放送いたしました。
この放送内容は関西テレビ公式YouTube「関西テレビNEWS」でご覧いただけます。
いじめが学校や社会からなくなるために、当社としても「ピンクシャツデー運動」に賛同し、この運動を行っている団体、人。そして今“いじめ”を受けて悩んでいる人に「共にいる」というメッセージを届けたく、社屋をピンクにライトアップする事に致しました。
今回、関西テレビから阪急阪神不動産に呼びかけを行ったところ、趣旨に賛同いただき同社が管理運営する大阪梅田ツインタワーズ・ノースのトップライト部分と阪急グランドビルのエントランス部分も同期間でピンクにライトアップする事になりました。
大阪梅田ツインタワーズ・ノースのトップライトがピンクになるのは、今回が初めてとの事です。大阪梅田周辺で多くの人が目にするランドマークビルの屋上部分や時間を問わず常に人々が行き交う場所に面している阪急グランドビル・エントランス部分のライトアップによって、この運動を多くの人に知ってもらい「賛同者の輪」がさらに広がると期待されます。

いじめ撲滅を目指す「ピンクシャツデー運動」はSDGs目標10番の「人や国の不平等をなくそう」達成に貢献し、今回関西テレビと阪急阪神不動産の協力はSDGs目標17番「パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献する取り組みとなりました。来年以降も賛同いただける企業、パートナーをさらに広く募って「ピンクシャツデー運動」を応援していく予定です。