関西地区ではほぼ流通していない、幻のスーパースイートコーン「甘々娘」（かんかんむすめ）。関西テレビ、大阪府阪南市、阪南市商工会はSDGsに貢献する取り組みとして、農業において深刻な問題となっている“耕作放棄地”を活用し、糖度15度から最大で20度程度になる、とうもろこし栽培を始めました！

「甘々娘」は順調に育つと、6月の中旬から下旬に収穫期を迎えます。フルーツコーンとも呼ばれる、この貴重なとうもろこしは、もぎたてが最も美味しいと言われているため、皆様に「収穫＆生かじり」体験を販売いたします。販売料金や販売組数、一組あたりの収穫本数は今後の育成状況を見ながら、このサイトにてお知らせいたします。ご家族やご友人同士で、自然豊かな阪南市での「収穫体験祭」（仮称）にお越しください！

「甘々娘」は、15度から最大で20度程度の糖度を有するスーパースイートコーンです。
一般的なとうもろこしと比較して皮がやわらかく、糖度が高い事から生で食べる事ができ、その甘さと皮のやわらかさが相まって後味も大変良いことが最大の特徴です。山梨県・静岡県・徳島県の一部で一般消費者が店舗や直売所などで直接購入できる場合がありますが、全国的にはスーパーなどでの販売はほとんどなく、関西地区では購入できるところがないのが現状です。静岡県では出荷日に生産農家の直売所に朝4時ごろから行列ができ、その事自体が地元新聞やテレビ局で報道されています。東京都など、遠方から買い求めに来る方がいるなど、熱狂的なファンも存在し、一部の地域ではプレミアム価値のある、幻のスーパースイートコーンとなっています。

今回の取り組みは、内閣府から「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」の両方の認定を受けた数少ない自治体の一つで、SDGs達成に積極的な大阪府阪南市と関西テレビが共同して企画。地元阪南市商工会の協力のもと、農地の持続的な活用、農業従事者の支援、地域活性化といった課題を解決する一つの方策として、持続可能な取り組みとなる事を検証しながら実施する事となりました。