11月6日(木)

「出るからには優勝目指す!」大学3年生アマチュア選手が単独首位発進

男子プロゴルフ「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2025」が兵庫県三木市の三木ゴルフ倶楽部で開幕した。
単独首位に立ったアマチュアの小林匠
「出るからには優勝を目指すという気持ち」とプロ相手にも真っ向勝負を挑んだのは、大阪学院大学3年アマチュアの小林匠。9バーディー2ボギーのトータル64でまとめ、初日を終え単独トップに立った。

「今日は全体的にパターが良かったので、緊張することなくリラックスしてまわれた」と、12番から15番まで4連続バーディー。特に13番では10メートルの上りのフックラインを読み見事に沈めた。アマチュアの大会も含め3週連続の試合となるが、気持ちをうまく持ってくることができたと好調の要因を語った。

今年10月「バンテリン東海クラシック」で優勝した下家秀琉は大学の3学年先輩にあたる。よく食事に行ったり、練習も一緒するという先輩が優勝する姿を見て「少しでもプロに食らいついていきたい」と、刺激も受けたようだ。

アマチュア選手がツアートーナメント初日首位発進するのは、1999年JGTO発足以降では、2024年中野麟太朗の「東建ホームメイトカップ」以来通算4人目。優勝すれば史上8人目(9例目)のアマチュア優勝となる。

初日を終え「最高の滑り出し」と振り返った小林。明日の2日目に、まずは予選通過を目指す。

2位には1打差の6アンダーで通算2勝の岩﨑亜久竜。3位には今季2勝で賞金ランキング1位の生源寺龍憲、ホストプロの堀川未来夢らが続いた。
1位 アマチュア・小林匠 -7