ザ・ドキュメント

番組紹介

関西テレビでは1958年の開局以来、さまざまなドキュメンタリーを制作してまいりました。
1982年からは「ドキュメントα」の枠タイトルで、エリアに密着したドキュメンタリーを定期的に制作、2001年からは「ザ・ドキュメント」として、現在も単発ドキュメンタリーとともに、「その時代の、その地域に暮らす、その人々を」記録しています。

2018年9月24日(月)
午後3:50~5:53 

内容

奈良県橿原市の樋口さん一家。両親と兄のいっちゃん(一絆・4歳)妹のみぃちゃん(心絆・1歳)の4人家族です。家族の間に血のつながりはありません。
男性不妊で、夫婦と血の繋がった子供を求めることができなかった樋口さん夫婦は、不妊治療で悩んだ末に出産を断念、特別養子縁組で赤ちゃんを迎えたのです。

妹のみぃちゃんにはダウン症があります。いっちゃんに弟か妹を迎えたいと思っていた母親の藍子(らんこ)さんは、託される赤ちゃんがダウン症と聞いても気持ちが揺らぐことはありませんでした。しかし、夫の裕勇(ひろとし)さんやその両親は将来のいじめや病気の大変さが心配で仕方ありませんでした。夫や義父母ととことん話し合いを重ね、みぃちゃんを妹に迎えます。

みぃちゃんはダウン症の中でも症状が重く、1歳になってもまだ寝返りがやっとという状態でした。それでも夫婦は周囲を巻き込んで明るくみぃちゃんを育てていきます。

一方、兄のいっちゃんには普段から産んでくれたお母さんの話をし、特別養子縁組の引き渡しの様子を見せることで、実母も含めた大きな家族を感じてほしいと願っています。
リビングには実母の写真立てが飾ってあります。毎晩、写真に「おやすみ」と言うのがいっちゃんの日課になりました。

やがていっちゃんの理解は少しずつ深まり、藍子さんが産めなかったことや、産みのお母さんが来れないことも理解していきます。
その代わり、半年ごとにアルバムを作り、もう一人のお母さんに送るのです。

いっちゃんを迎えた夏、家族は毎年関西空港へ行きます。いっちゃんが乗ってきた飛行機を見ながら伝えたいことがあるからです。
産んでくれたお母さんがいるからいっちゃんはいっちゃんだということ。
こうやって4人は家族になったということを。

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