当社制作番組「生きること~認知症の心に寄り添うバリデーション~」が、「『地方の時代』映像祭」で放送局部門選奨

2016年11月12日(土)

11月12日から始まった「第36回『地方の時代』映像祭2016」で、ドキュメンタリー「生きること~認知症の心に寄り添うバリデーション~」が放送局部門の選奨に選ばれました。
関西テレビの入賞は2年連続です。

受賞作品詳細

タイトル
放送日時
2015年9月19日(土)深夜1時35分~2時30分
番組内容
関西福祉科学大学の都村尚子教授は、認知症患者との意思疎通を図る手法“バリデーション”に取り組んでいる。バリデーションの特徴は、認知症の人が起こす行動、たとえば騒ぐことや徘徊するといったようなすべての行動を“意味があるもの”と捉えることにある。なぜ騒ぐのか、なぜ徘徊するのかを患者の歩んできた人生に関連づけたり、共に行動したりして、相手に共感しながら接することで患者との新たな人間関係を築き、患者が尊厳を保った人生を全うすることにつながる。患者だけでなく、介護する側の家族や施設職員にも安らぎが戻り、ともに生きるための大きな力ともなる。この手法を取り入れた介護施設では、職員や家族たちが少しずつ変化し、患者との関係を築き直していった。言葉だけでは通じ合えない相手とのつながりを探していく介護の現場から、現代社会のコミュニケーションの在り様を考える。
スタッフ
【撮影】
岡 健史(エキスプレス)

【編集】
井住卓司(オアシス)

【撮影助手】
前田さき(エキスプレス)

【MA】
中嶋泰成(テレコープ)

【効果】
桂 英一(エキスプレス)

【題字】
櫻井洸太(タイトルエイト)

【プロデューサー】
兼井孝之(関西テレビ)

【ディレクター】
真鍋俊永(関西テレビ)