2021年11月26日(金)深夜1:25~2:25
令和3年度文化庁芸術祭参加作品
女性がすーっと消えるまち
令和3年度文化庁芸術祭参加作品
![令和3年度文化庁芸術祭参加作品 女性がすーっと消えるまち](https://www.ktv.jp/document/wp-content/uploads/sites/41/2021/11/62c7dc1d17abfdb8133982780c0c57c1.jpg)
内容
![城崎](https://www.ktv.jp/document/wp-content/uploads/sites/41/2021/11/pic01.jpg)
「若い女性たちがすーっといなくなったんですね。
帰らないという判断をするだけで消えていくんです。恐ろしいことです。」
厳しい表情で語るのは、中貝宗治さん。
4月まで、人口約8万人の地方都市、兵庫県豊岡市の市長だった。
10代のときに進学や就職などで豊岡を出ていき、20代になって戻る割合、
「若者回復率」を調べたところ、女性が「消えていた」ことがわかった。
帰らないという判断をするだけで消えていくんです。恐ろしいことです。」
厳しい表情で語るのは、中貝宗治さん。
4月まで、人口約8万人の地方都市、兵庫県豊岡市の市長だった。
10代のときに進学や就職などで豊岡を出ていき、20代になって戻る割合、
「若者回復率」を調べたところ、女性が「消えていた」ことがわかった。
![中貝さん](https://www.ktv.jp/document/wp-content/uploads/sites/41/2021/11/pic02.jpg)
なぜ女性は戻らないのか。
「ジェンダーギャップが相当、足止めになっている。」
この答えに行きついた。
番組では4月に誕生したばかりの「ジェンダーギャップ対策室」に密着。
取材で耳にしたのは、たしかに「男社会」というにふさわしい言葉の数々だった。
「政策が男性だけで決められていくのを感じました。」
「町内会長は全員男性。」
「女の人が出てきたら、他になかったのかという空気。」
「女性はキャリアアップしたくないと思い込んでいた。」
「ジェンダーギャップが相当、足止めになっている。」
この答えに行きついた。
番組では4月に誕生したばかりの「ジェンダーギャップ対策室」に密着。
取材で耳にしたのは、たしかに「男社会」というにふさわしい言葉の数々だった。
「政策が男性だけで決められていくのを感じました。」
「町内会長は全員男性。」
「女の人が出てきたら、他になかったのかという空気。」
「女性はキャリアアップしたくないと思い込んでいた。」
![ジェンダーギャップ対策室](https://www.ktv.jp/document/wp-content/uploads/sites/41/2021/11/pic03.jpg)
でも、豊岡ではいま、その状況が変だったと、気がつく人が増えてきている。
本当は、日本全体の問題である「ジェンダーギャップ」。
どんな風に変化が広がっていくのか、取材した。
本当は、日本全体の問題である「ジェンダーギャップ」。
どんな風に変化が広がっていくのか、取材した。
ナレーション
スタッフ
- ディレクター
- :柴谷真理子
- 撮影
- :永田耕一
- 編集
- :津田久嗣
- プロデューサー
- :萩原 守