夕焼け食堂
2025.05.02
会社の食堂からは
梅田のビル群を一望できる。

かつては梅田スカイビルも
よく見えていたが
今は・・・

2つのタワーがそびえる
グランフロント大阪の
北館(写真右側)の奥に
かくれんぼをするように
ちょっとだけのぞいている。
わかるかな?
ある春の日の夕暮れ。
このビルの谷間に沈む夕日を
食堂からながめることができた。

まるでお日様が
井戸の底にドスンと
落っこちたように見えた。
春の日は
つるべ落とし?
半熟の目玉焼きが食べたくなった。
ちんぷんかんぷん
2025.04.18
桜やタンポポが咲きそろう
天下泰平な午後の公園で
カバとコアラが仲良く
シーソーで遊んでいた。

おや?
コアラのおしりの向こうに
見慣れないものを発見。

近づいてみると
曲線がからみあい
芸術作品のようにも見える。

あちこちペンキがはげているのは
子どもたちがのぼって遊んだ証拠。
もしかして
ジャングルジム?
とにかく、のぼってみた。

な、なんじゃこりゃ~!
自分が子どもだったら
曲線をどう生かして遊ぶだろう?
思考が直線的で柔軟性に乏しい
55歳の脳細胞にとっては
刺激的な春の午後だった。
早とちり
2025.04.03
このところ推し活ブームで
「推し〇〇」
という売り文句をよく目にする。
駅前にこんな表示が・・・

どんな自転車を推しているのか?
そう思って下に目をやると

もうおわかりだろう。
私の早とちり。
裏側には
わかりやすく
こう書いてある。

「おしチャリ」は
「推しチャリ」ではなく
「押しチャリ」だったのだ。
駅前での
自転車の通行は
「押し推し」で!
文房具屋で
2025.03.28
仕事でノートが必要になって
商店街の古い文房具屋へ飛び込むと
店の奥になつかしいものが
ぶら下がっていた。

時代がかった筆文字が
表紙に踊る、通い帳。
買い物を現金払いでなく
後日まとめて勘定するために
その都度、記録しておく帳簿だ。
思い出すのは信楽焼のたぬき。

文房具屋で見つけたのと同じ
「御通」と書かれた通い帳を
手にぶら下げている。

この通い帳、中はシンプル。
何をいつ、いくら買ったか
日付と名目を書き込む。

実は私がこどものころ
家は雑貨屋を営んでいて
ご近所さんは通い帳を使って
財布を持たずに買い物をしていた。
スマホでピッと決済するのが
当たり前になったこの時代にも
半世紀も前の記憶にあった通い帳が
新品で売られているとは
知らなかった。
店の人によると
今でもたまに買う人がいるそうだ。
店に残っていた筆書き表紙版は
これが最後の一冊ということで
なつかしさから手に入れた。
どこか使える店はあるかな?