ザ・ドキュメント

2014年11月22日(土)深夜1:35~2:45

制作の狙い

大阪が誇る伝統芸能・文楽は2003年に世界無形文化遺産に指定され、人類共通の財産と認識された。しかしテレビメディアに登場する機会が少なく、内情を文楽ファン以外の人が知る機会は少ない。2012年、橋下市長の補助金削減政策で再び文楽が注目を集め、行政と伝統芸能の関係を私たちに問いかけている。「芸を繋ぐ」とは、どういうことなのか。

関西テレビでは、この3年間に文楽を取材したドキュメンタリー番組を3本作成し、文楽の世界を多面的に伝えてきた。

2012年5月「文楽の行方~橋下改革と文化遺産~」
2012年10月「夢の途上~文楽・人間国宝の弟子たち」
2014年6月「芸の鬼~人間国宝・竹本住大夫 奇跡の復活から最後の舞台」

今回の番組は、引退後の人間国宝・竹本住大夫を改めて取材し、文楽にかける思い、「芸の神髄」の継承、「芸の魂」に迫る。引退後の住大夫さんにインタビューするのは上方落語の重鎮のひとり桂南光さん。芸を極めることに人生の大半を費やした二人の対談は、興味深いものとなった。

補助金の問題でメディアの注目を集めた文楽、しかし文楽が抱える問題はそれだけではない。「大阪発祥の伝統芸能」の行く末を、地元に暮らす私たちがどう考えるのか。番組は問いかける。


担当:柴谷真理子ディレクター
   兼井孝之プロデューサー

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