ザ・ドキュメント

11月23日(火)

語り

豊田康雄 (関西テレビアナウンサー)

企画概要

2006年8月21日、第88回全国高等学校野球選手権大会決勝戦。
斎藤佑樹投手率いる早稲田実業と、田中将大投手率いる駒大苫小牧との試合は、球史に残る壮絶な試合となり、引き分け再試合の末、早稲田実業が夏の甲子園初優勝を飾った。

あれから4年、あの時の激闘を演じたそれぞれの球児たちは今…。

進学した選手は大学4年生となり、まもなく開く、社会人への扉に手をかけている。
その一方で、己の信念を胸にプロ野球の世界への挑戦を続ける選手もいる。

現在、22歳になった両校の選手たち。

あれから4年、彼らがどんな思いで「今」を過ごしているのか。
これからの人生を、どう歩もうとしているのか。

そして、同じ舞台で活躍した選手たちがドラフトにかかる瞬間をどう見つめるのか。

それぞれの「今」を描く、群像ドキュメタリー番組。

番組概要

2006年夏の甲子園。
37年ぶりとなる決勝再試合、そして佑ちゃん・マー君の投げ合いが日本列島に大きな感動を呼び、空前の「ハンカチフィーバー」を巻き起こした。

あれから4年。
人生最大にして、最高の舞台を経験した彼らは今、22歳となっている。
番組では高校卒業後、それぞれの道を選択した両校出身の4人の「今」を追う。


・船橋悠(ふなばしゆう)
優勝した早稲田実業の5番バッター、打の主役として全国にその名を轟かせた船橋悠。
彼は「優勝」を一つの区切りとして、野球から距離を置くことを選択した。

・鷲谷修也(わしやなおや)
駒大苫小牧の主力バッターだった鷲谷修也は高校進学後、アメリカの大学に進学。
そこで才能が花開き、去年、何と日本人で二人目となるメジャーの球団からドラフト指名を受けた。夢の大リーグを目指し、マイナーでプレーしていた今年夏に戦力外通告を受けた鷲谷。帰国後も日本のプロ野球への道を目指し、石川の独立リーグのチームでプレーを続ける。
確かな技術と確固たる信念を持ち、秋のドラフトでの指名を待つ。

・林口隼也(はやしぐちとしや)
早稲田実業の3塁ランナーコーチだった林口隼也。
甲子園では試合に出られなかった悔しさを胸に、大学入学後、新たな分野「陸上」への挑戦を決意した。
全く未知の分野である「陸上」の世界に飛び込み、4年間自らの信念を貫き通した。

・山口就継(やまぐちよしつぐ)
中学時代から田中投手と同じチームに所属し、ともに駒大苫小牧に入学した。
チームメイトの誰もが驚く卓越した野球センスを誇り、駒大苫小牧でも下級生の時からレギュラーとして活躍。優勝、準優勝に大きく貢献した。
高校卒業後は、レギュラーメンバーの中で唯一、就職の道を選択。
現在の自分の生活に満足しながらも、今の自分が飛躍するきっかけを探している。


野球から離れた者。
野球を追い求める者。
野球とは違う目標への挑戦を決意した者。
野球が大好きな者。

学生と社会とを分ける最後の年となる22歳。


その22歳を迎え、それぞれの道を歩む4人は、4年前、同じ舞台に立っていた同世代の選手達がプロ野球のドラフト指名を受けるその瞬間を、どんな心境で迎えるのか。

甲子園という舞台で、日本中に大きな興奮と感動を与えてくれた両チームの選手たち。
大きな可能性に満ち溢れる22歳の彼らの姿に迫る。

協力

石川テレビ放送・福井テレビ ほか

スタッフ

撮影:田中秀尚(関西テレビ報道映像部)
編集:赤井修二(リアルピクチャーズ)
ディレクター:刑部仁(関西テレビ報道番組部)
プロデューサー:土井聡夫(関西テレビ報道番組部)

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