ザ・ドキュメント

2010年3月22日(月)午後 4:00~4:53

語り

豊田康雄 (関西テレビアナウンサー)

企画意図

支流も含めると、二府四県(三重・滋賀・京都・大阪・奈良・兵庫)を流れる淀川。関西の人間、とりわけ大阪の人間にとって、淀川は母なる川である。しかし、我々は淀川のことはあまりにも身近でありながら、あまり何も知らないのではないだろうか。
そして、我々もこれまで淀川全体に目を凝らすことはあえてしてこなかった。
だが、ひとたびレンズを向けるとそこには知られざる世界が広がっている。たとえば、日本最大の淡水生物の深夜の産卵、ワンドやヨシ原に代表される豊かな自然とそれらが置かれる現状、営々と営まれている漁業やさまざまな分野での人間との関わり…。
人知れぬ、あるいは知る人ぞ知る映像を中心に、自然や人の営みが繰り広げられる淀川の世界を、四季を通じて映像化した。

番組内容

四季を通じて、いままであまり取材をしたことのない淀川全体の姿をカメラマンの目で捉え、オムニバス形式で伝える。
淀川で繰り広げられるさまざまな生き物の営み、淀川で生業を立てる漁師、手作りの花火大会や淀川からしか作れない楽器など人間との関わり、豊かな野鳥、かつて淀川に生きた希少生物の姿、そして淀川にはいないと思われていた魚の発見とその産卵…。
あるときは、特殊なレンズ(シフトレンズ)を使ってジオラマのように映し出し、またあるときは、淀川の上流から下流までをパラグライダーに乗って撮影するなど、普段の取材ではあまり使わない技術を駆使して、映像を工夫した。
今までなにげなく見ていた母なる川・淀川を見直すきっかけとなることだろう。
なお、今回の取材中、ビワコオオナマズ及びその産卵が淀川で初めて撮影された。学術的にも淀川の環境を考える上にもきわめて貴重な映像であると関係者から評価を受けている。
「主に」三川合流地点から河口までの36キロの世界をじっくりとご覧ください。

取材期間

2009年4月~2010年2月下旬

スタッフ

協力:紀平大二郎氏 滋賀県立琵琶湖博物館 淀川水系イタセンパラ研究会 大阪府環境農林水産総合研究所水生生物センター なにわ淀川花火大会運営委員会 大阪市漁業協同組合 鵜殿ヨシ原研究所 大阪楽所 奥田貞次氏 日本野鳥の会大阪支部 大阪府淀川土砂採取協同組合

監修:前畑政善(琵琶湖博物館・ビワコオオナマズ) 上原一彦(水生生物センター主任研究員・イタセンパラ)

取材・撮影:樋口耕平・松本比呂之
助手:福田真登・増田弘一
編集:赤井修二
MA:篠田竜作
効果:中嶋泰成
タイトル:浦島誠司
プロデューサー:土井聡夫

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