2025年大阪・関西万博で、協会協力催事「inochiのペイフォワードWeek Presented by 中外製薬」が6月26（木）～30（月）まで開催されました。カンテレXRは、ARグラスとプロジェクションシアターを組み合わせたXRシューティングゲームとインタラクティブ・サイネージの2コンテンツを企画・制作しました。またこの体験イベントの企画・制作・運営も行いました。

『XRシューティングゲーム イマーシブダイブ～がん細胞を駆逐せよ！～』

がん細胞が増殖する人体内の世界を舞台にしたシューティングゲームで、プレイヤーは薬という武器として使い分け、がん細胞を撃破していきます。プロジェクションシアターとARグラスを組み合わせることで、細胞が3D映像として目の前に飛び出してきます。プレイヤーは専用に開発した銃型デバイスを使用してがん細胞を撃破し、高得点を目指します。本ゲームでは、がん治療で使用される医薬品の種類による効果の違いを、武器の特性として表現しており、楽しみながらがん治療について学ぶことができます。医薬品の違いによりゲームスコアの加点・減点が起き、ゲーム性の中で違いを体感できる設計にしました。ゲームスコアは「本日のランキング」としてモニター表示しました。
待機列の後方でゲーム説明動画が大画面上映され、またゲームエリアのプレイヤーのすぐ後ろではチュートリアルプレイをできるようにしました。これによりゲーム内での説明はなくし、回転率を高めました。

・プロジェクションシアター
横12mのパノラマシアターを明るさ12,000ルーメンのプロジェクター2台で構築しました。

・ARグラス
ARデバイスのパイオニアであるXreal社のXREAL Air 2を使用しました。最もポピュラーなARグラスを用いて、身近な最先端を体験できます。

サイネージの粒子群がリアルタイムでプレイヤーの動きを真似ます。プレイヤーは自由なポーズをとり写真・動画を撮って頂けました。これは中外製薬株式会社の企業CM「Innovation Lab/AI創薬」篇の世界観を表現したものです。ポスターと同じポーズをとるのもよし、好きなポーズをとるのもよし、子どもから大人まで様々な来場者の方に自由に遊んで頂けました。

「inochiのペイフォワードWeek Presented by 中外製薬」が6月26（木）～30（月）にて開催されました。この間、屋外ブースでインタラクティブ・サイネージを体験できました。5日間で約4000名に体験いただきました。

実施日：2025年6月26（木）～30（月）
開催場所：ギャラリーWEST（西エリア）
予約：不要
体験時間：約20〜30秒/回
同時体験：1〜2人
体験可能年齢：全年齢

6月29日（日）の1日のみイベントでは、XRシューティングゲームを体験いただきました。
カンテレXRはブース全体の設計・運営を担い、カンテレアナウンサー服部優陽による、薬＆雑学クイズ大会も開催しました（13時～18時、計6回）
この日はギャラリーWEST展示室に2022名が入場され、XRシューティングゲームを1160名程度(※推測値)に体験いただきました。ほぼノーストップで230組回転し、稼働率は84.1%程度となりました(各回が同伴者人数の関係で最大の6人にならず、最大人数に対する稼働率は下がったが、組としてはノーストップで回ったので、最大組数に対する回転率は100%といえる)。
※実際にカウントできた分は1009名、カウント漏れ時間を補足した推測値

実施日：2025年6月29日（日）
開催時間：10：00～21：00
主催：中外製薬株式会社
開催場所：ギャラリーWEST（西エリア）
予約：不要
体験時間：約2分/回
同時体験：6人
ARグラス 体験可能年齢：全年齢（5歳以上推奨）