VR双眼鏡を用いた観光意欲促進

2024年
VR双眼鏡を用いた観光意欲促進
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カンテレXRではVR双眼鏡を用いて日本各地の観光地を紹介するVRコンテンツ(360°映像)を視聴してもらい、その地域に対する興味・観光意欲を促進する取り組みを行っています。

日本では観光需要が高まる一方、特定地域に旅行客が集中し、その地域に居住する方の日常生活に影響を及ぼす「オーバーツーリズム」といった問題も発生しています。旅行者の拠点として人気の高い大阪市で情報提供を行い、旅行者の方に新たな地域に対する興味を喚起することで行き先の分散につなげ、オーバーツーリズムの対策の一助になることを目指します。

23年〜24年には3社共同で、観光意欲の促進がなされたかをアンケート調査する実証実験を行いました。株式会社JTBが運営する観光交流拠点『Pivot BASE ~Travel Café @Tonbori~』(大阪市中央区)と、株式会社 G1 companyが運営する古民家カフェ『anywhere café』(大阪市住之江区)の2か所に双眼鏡を設置し実施しました。詳細は以下ページを御覧ください。リンク「3社共同 実証実験」

視聴可能なコンテンツ

全16のコンテンツが視聴可能です。その一部を記載します。
「星空グラス」(2019年、関西テレビ制作)  伊勢志摩のグランピング施設の水上コテージからの美しい景色と満天の星空を巡ります
提供:mineyan1964
提供:株式会社クルード・ワークス
提供:株式会社マルビシ
提供:mineyan1964

活用方法

観光意欲促進や観光地の魅力向上のためのコンテンツを制作します。
VR双眼鏡を用いれば、オペレーターなしで(無人で)VR体験を提供できます。
(今回の実証実験でも会計以外はオペレーターなしで行っています。)

1、移動の経由地で
観光案内所、空港・駅周辺、高速道路のサービスエリア、役所スペースなど。
観光意欲促進で地域の隠れた魅力をVR体験により訴求し、訪問地選択の助けとすることを狙います。

2、観光地現地で
観光地の魅力向上、訪問の目的となるようなコンテンツを提供します。

【山の上、高層ビルなどの展望台の場合】
江戸時代の風景を見せるといった「時代」を超えた視聴体験(お城の天守閣など)
昼に夜景を見せる、夏に雪景色を見せるといった「時間」を超えた視聴体験
雨の日に晴れた景色・満天の星空、雲海が見えない日に最高の条件での雲海風景といった「気象条件」を超えた視聴体験
展望台から空に飛び立ち鳥のような目線で宙を舞うというような「場所」を超えた視聴体験

【動物園や水族館などの観光施設の場合】
ライオンの真横の目線、水槽の中をサメと泳ぐ目線になれる視聴体験

【イベント会場、博物館、美術館、科学館などの施設の場合】
恐竜の全身骨格から動く恐竜が飛び出してくるような視聴体験
360°空間の中から対象物を探すといったようなゲーム形式の体験

体験可能な場所

①大阪産業局 ソフト産業プラザ TEQS『5G X LAB OSAKA』
 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟 6階
 (完全予約制 原則法人のみ 平日10:30~17:30)
 5G X LAB OSAKA

②『anywhere café』
 大阪市住之江区安立4-3-3
 (営業時間 11:00~17:00 定休日 火曜、水曜)
 anywhere café

関連リンク